「急な飲み会にオツマミがいる!」「秋の夜長、酒の肴があと1品あったらなあ」なんて思うときに限って、もうスーパーは閉まっている時間だったり、買いに行くのが億劫だったりするものです。
今回は、冷蔵庫に余っている野菜でできる「超」簡単なオツマミを紹介します。
1.玉ねぎ
大体の家庭で必ずやストックされているだろう野菜No.1といえば「玉ねぎ」でしょう。万能野菜玉ねぎは、調味料を取り替えるだけで和風にも洋風にもなるスグレモノ。
つまみの王道!「オニオンスライス」(所要時間:15分)
・材料
玉ねぎ:2分の1個
お好みの調味料:適量
・作り方
これは簡単、玉ねぎ、まな板、包丁だけでできてしまうスバラシイお料理(料理といえるのか?)。
玉ねぎをスライスし、冷水に10分さらすだけという簡単さ。
仕上げにかつお節&醤油をかければ和風に、オリーブオイルやバルサミコをふれば洋風にいただけます。
左:繊維に沿って縦にスライスすれば、シャキシャキ食感。
右:繊維を断つように包丁を入れれば、しなやかな食感に。
お好みで切り口を変えてみてくださいね。
レンジで簡単♪「蒸し玉ねぎ」(所要時間:5分)
材料
玉ねぎ:1個
オリーブオイル:大さじ1~2
塩:ひとつまみ
・作り方
1.玉ねぎを、皮付きのまま縦半分にザクッと切ります。
2.耐熱容器に入れ、オリーブオイル、塩をふりかけ、レンジで4分。
たったこれだけでトロリとろけるような食感の蒸し玉ねぎが完成!白・赤問わず、ワインによく合うヘルシーおつまみです。
2.にんじん
にんじんって火が通るまでが長いから“お手軽”というわけにはいかないよね、と敬遠されるなかれ。火が通るのを待てないのなら、ナマでいっちゃいましょう。
・ひょろひょろにんじんのごまマヨ和え(所要時間:5分)
材料
にんじん:1本
マヨネーズ:適量
すりごま:適量
醤油:適量
・作り方
1.にんじんを、皮むき器で細く削り出します。
2.削り出したにんじんを、マヨネーズ、すりごま、醤油で和えます。たったこれだけ。
にんじんのパリパリっとした歯ごたえは、ビールにもワインにもよく合います。ただのスティックにんじんよりも臭みが少ないので、お酒の邪魔になりません。
3.キャベツ
食物繊維たっぷりで、胃腸にやさしいキャベツ。居酒屋のつきだしに登場するアレを作ってみましょう。
やみつき!キャベツのごま醤油和え(所要時間:5分)
・材料
キャベツ:葉2~3枚
醤油:小さじ1
酢:小さじ1
ごま油:小さじ1
煎りごま:ひとつまみ
・作り方
1.キャベツを一口大に手でちぎります。
2.すべての材料をジップロックやビニール袋に入れ、大胆にバッサバッサと振り混ぜます。
3.お皿に盛り付けて完成。
なんて手軽。ビニール袋を使うので洗い物も出ず、手を汚すこともありません。「さっと食べたい、でも面倒くさいのはイヤ」というズボラ飲兵衛に、これほど適した料理があるでしょうか。
4.大根&こんにゃく
冬はおでんの季節です。そういえば最近おでんをしたな、という方は、冷蔵庫をのぞいてみてください。大根とこんにゃくが余っていたら、作ってみたいのがこちら。
ほっこりしたい夜は♪大根とこんにゃくの炊いたん(所要時間:20分)
材料
大根:200g
こんにゃく:200g(1丁)
水:100cc
めんつゆ:40cc(濃縮3倍の場合)
・作り方
1.大根は包丁で皮をむいて一口大に角切り、こんにゃくは手でちぎります。
2.フライパンにごま油をしいてあたため、こんにゃくが白っぽくなるまで炒めます。
3.大根を入れ、透き通るくらいまで火を通したら、水とめんつゆを入れます。
4.落し蓋をして、大根に竹串がスッと通るくらい柔らかくなったら火を止め、盛りつけます。
・冷蔵庫の中に「ちくわ」が残っていたらなおラッキー。一口大に切って一緒に炊けば風味がアップします。
5.野菜炒め
最後は、残り野菜料理の王道、野菜炒めです。これはもう、冷蔵庫にあるだけの材料を使ってしまいましょう!
(ちなみにここでは、にんじん、玉ねぎ、きゃべつ、牛肉を使っています)
フライパンに油をしいて肉、野菜の順に炒め、最後に焼肉のタレを豪快に回し入れて味付け!
もう、一人焼肉状態です。もりもり食べてゴクゴク飲みたい気分のときは、これに限る!
ちょっとコタツから立ち上がって冷蔵庫の中をのぞけば、パパっとこれだけのオツマミができてしまいます。しかもヘルシー!早速今夜、試してみてくださいね。