斎藤元彦知事代理人が午後会見 公選法違反指摘に反論か
兵庫県知事選でPR会社が斎藤元彦氏の広報全般を担ったとするインターネット記事を公開し公職選挙法違反の指摘が出ている問題で、斎藤氏の代理人弁護士は27日、同日午後4時半から神戸市内で記者会見を開くことを明らかにした。斎藤氏は同席しない。
斎藤氏は法令違反はないと主張しており、弁護士を通じて陣営とPR会社との協議や契約の内容を明らかにし、法令違反の指摘に改めて反論するとみられる。
PR会社の経営者が公開した記事によると、同社は選挙用プロフィル写真の撮影やキャッチコピーの提案、SNSの公式応援アカウントの運用などを手がけたという。SNSなどで「有償で請け負っていれば公選法に違反するのではないか」とする指摘が相次いでいた。同社は取材に応じていない。
同社が主体的に運動の立案をしていて報酬が支払われていた場合、運動員の買収になる可能性がある。これに対し、斎藤氏は「SNSは陣営が主体的に運用し、(経営者が)ボランティアとして個人で参加されたと認識している」と説明している。
斎藤氏は27日午前、登庁時に取材に応じ「公選法など法令に抵触することはないという認識だ」と改めて主張した。〔共同〕
兵庫県知事に斎藤元彦氏が再選されました。パワハラ疑惑などを内部告発された問題で県議会から全会一致で不信任決議を受けましたが、失職して出直し選を制しました。