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「アルジェリア方式」 吹き飛んだ安全神話
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資源開発や工業生産を支えるプラント建設で日本は国際競争の先頭を走ってきた。新興国の成長に伴って資源確保は激化し、重要性は一段と増す。だがアルジェリア人質事件は厳しい現実を突きつけた。安全を確保しつつ海外事業を拡大することは、すべての企業が直面する課題でもある。
プラント建設の世界に「アルジェリア方式」という言葉がある。軍隊が建設や操業にあたる外国企業を守るスタイルを指す。1990年代にアルジェリ...
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