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「肝の技術」に近づく北朝鮮 対応ちぐはぐな日本
編集委員 高坂哲郎
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北朝鮮が、核ミサイルを完成させる際に欠かせない「核弾頭の大気圏再突入」にかかわる実験を相次ぎ実施している。現時点における北朝鮮の再突入技術をめぐっては評価が分かれているものの、時間が経過すれば北朝鮮のミサイル脅威が増大するのは確実だ。一方、日本は「ミサイル攻撃時に国民がとるべき避難行動」の周知の点で出遅れており、一刻も早い改善が望まれる。
再突入技術「自力で」
「大気圏再突入技術を自力で堂々と確...