東京五輪は公約倒れ 魚の「持続可能な調達」骨抜きに
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編集委員 滝順一
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2012年のロンドン五輪・パラリンピック以来、五輪・パラリンピックは地球環境の保全の観点から農林水産資源の持続的な利用の推進を後押しする催しだと位置付けられるようになった。20年の東京五輪・パラリンピックも持続可能性(サステナビリティー)の重視をうたうが、その実情は「公約倒れだ」と、持続可能な水産業の重要性を主張する阪口功・学習院大学教授は指摘する。
持続可能性より国産を重視 リオ五輪にも大きく見劣り
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