中高生に超低用量ピルのススメ…毎月の生理が子宮内膜症や卵巣がんのリスクを上げる

公開日: 更新日:

 月経(生理)は毎月来るのが当たり前&健康の証し、と思っていないか?

「現代女性は月経の回数が多すぎます」

 こう言うのは、「藤沢女性のクリニックもんま」(神奈川県)の門間美佳院長だ。

 昔の女性は初潮を迎えるのが今より遅く、出産回数5~6回というのも珍しくなかった。妊娠中は月経がなく、授乳中も月経はほぼないので、生涯で月経のない期間が結構まとまってあった。

 一方、現代女性の平均初潮年齢は12歳前半で、出産回数が少ない。

「昔の女性の月経回数は生涯で約50回といわれているのに対し、現代女性の妊娠出産を2回程度とした場合で、生涯月経回数450回。9倍もの差があるのです」(門間院長=以下同)

 月経の増加は、多くの女性にとって体への負担増となる。

 まず、月経痛、PMS(月経前症候群)、月経困難症といった月経にまつわる不調。QOL(生活の質)が下がり、生活や仕事に支障をきたす人も少なくない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本潤、櫻井翔、相葉雅紀が7月期ドラマに揃って登場「嵐」解散ライブの勢い借りて視聴率上積みへ

  2. 2

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  3. 3

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから 

  4. 4

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ

  5. 5

    巨人のW懸案「ポスト岡本和真&坂本勇人」を一気に解決する2つの原石 ともにパワーは超メジャー級

  1. 6

    早期・希望退職の募集人員は前年の3倍に急増…人材不足というけれど、余剰人員の肩叩きが始まっている

  2. 7

    ユニクロ女子陸上競技部の要職に就任 青学大・原晋監督が日刊ゲンダイに語った「野望」

  3. 8

    巨人「松井秀喜の後継者+左キラー」↔ソフトB「二軍の帝王」…電撃トレードで得したのはどっち?

  4. 9

    西内まりや巨額金銭トラブル 借金の中身と“返済ウルトラC”

  5. 10

    巨人秋広↔ソフトBリチャード電撃トレードの舞台裏…“問題児交換”は巨人側から提案か