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東北道3人死亡事故 逆走車は黒磯板室ICから高速に進入か

26日夜、栃木県の東北自動車道で、逆走した車が別の車と正面衝突するなどし、3人が死亡した事故で、逆走した車が現場から、およそ3キロの所にあるICから高速道路に入り、反対車線を走行した可能性があることがわかりました。 警察によりますと、26日午後10時すぎ、栃木県那須塩原市の東北道上り線で、逆走していた車と別の車が正面衝突するなど、4台が絡む事故が発生しました。 この事故で、逆走していた車を運転していた前原勇太さんと、衝突された車を運転していた平岡勝利さんが死亡しました。 逆走した車は衝突事故の前にも、他の車とすれ違いざまに接触し、そのまま2.7キロ走り続けて正面衝突したとみられています。 また、正面衝突から、およそ20分後、この事故による渋滞の最後尾にトラックが追突し、6台が関係する事故も発生。追突された車の後部座席に乗っていたとみられる長嶋弓子さんの死亡も確認されました。 これらの事故では、あわせて10人がケガをしましたが、いずれも命に別条はないということです。 一連の事故の直前、近くの黒磯板室IC付近で逆走車がいるとの通報が数件あったということで、警察は、前原さんが黒磯板室ICから高速に入り、およそ3キロにわたって逆走した可能性もあるとみて調べています。

日テレNEWS NNN

4月27日 19:22