実業家イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業「スペースX」の拠点「スターベース」が、住民投票で市になることが決まりました。 アメリカメディアによると、イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業「スペースX」のロケット打ち上げ施設などがあるアメリカ南部テキサス州のメキシコ国境近くにある拠点「スターベース」を、市として分離する住民投票が3日行われました。 住民投票の結果、賛成が212票、反対が6票で、「スターベース市」になることが決まりました。 メキシコとの国境近くにある「スターベース市」の住民は主にスペースXの従業員で構成され、市長も従業員から選ばれました。 投票結果を受け、マスク氏はXに「スターベースは本当の市になった！」と投稿しています。 マスク氏が市の行政権を実質的に握ることに、ロケット打ち上げをめぐる環境への影響など懸念の声も出ています。

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