フジテレビの親会社は、新たに金光社長ら4人の取締役が6月の株主総会をもって退任すると発表しました。 フジ・メディア・HD金光修社長「私、金光修は本年6月の株主総会終結の時をもって、任期満了にて（取締役を）退任します」 フジ・メディア・ホールディングスは6月の株主総会に提案する人事案を変更し、取締役会長となる予定だった金光社長が株主総会をもって退任し、社外取締役に留任する予定だった斎藤氏ら3人も退任すると発表しました。 金光社長は退任の理由について、役員の定年制度を導入したことを受けたもので、新たな取締役候補は来月の取締役会で決定すると述べました。 一方、フジテレビは一連の問題を受けた再発防止策を示しました。 編成局、バラエティー制作局などの制作部門の組織を解体、再編し、アナウンス室を編成、制作部門から独立させること。また「男性優位の構造が思慮に欠いた経営判断や、ハラスメントへの感度の低さを招いた」として、女性管理職の比率を増やし、若手を登用して多様性を確保することなどが盛り込まれています。 また、2024年度のグループの純損益が、201億円の赤字に転落することも発表しました。

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