元メンバー司法取引で“露疑惑”捜査協力へ
いわゆるロシア疑惑の捜査に関連し、去年、起訴されたトランプ陣営のメンバーが、23日、司法取引に応じ一部の罪を認めた。今後、疑惑の捜査に協力することになる。
アメリカ大統領選でトランプ陣営のメンバーだったゲーツ被告は去年、ロシア疑惑の捜査に関連して、マネーロンダリングなどの罪で起訴された。これまで一貫して無罪を主張していたが、23日、一転して、司法取引に応じ、取り調べでウソの供述をしたなど2つの罪について認めた。
前日に脱税などで追起訴されていて、ロシア疑惑を捜査するミュラー特別検察官が捜査に協力するよう圧力を高めていたものとみられる。
これにより、捜査に協力する方針を示したトランプ陣営の元関係者は3人となり、ロシア疑惑の解明に弾みがつく可能性もある。