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ミンダナオ島に「イスラム国」が…比大統領

2017年6月18日 21:53

 フィリピンのドゥテルテ大統領は17日、過激派組織「イスラム国」に忠誠を誓う武装組織と軍の戦闘が続く南部のミンダナオ島に「イスラム国」の外国人戦闘員が入り込んでいるとの見方を示した。

 フィリピン南部ミンダナオ島・マラウィ市では先月から、「イスラム国」に忠誠を誓い、勢力拡大を目指す武装組織「マウテグループ」と、軍との間で戦闘が続いている。17日にミンダナオ島で会見したドゥテルテ大統領は、現地に「シリアやインドネシア、マレーシアなどから、『イスラム国』の戦闘員が入り込んでいる」などと話した。

 ドゥテルテ大統領「やつらは神の名を汚し、無実の人を殺し、無益な破壊を行っている」

 ドゥテルテ大統領は、ミンダナオ島に戒厳令を出して対応にあたっているが、武装組織が市の一部を占拠し、市民を人質にするなどしていて戦闘は長期化している。