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自民支部 佐藤ゆかり議員の刑事告発を検討

2016年2月15日 22:12
自民支部 佐藤ゆかり議員の刑事告発を検討

 自民党・佐藤ゆかり衆議院議員が200万円を受け取りながら、政治資金収支報告書に記載していないのは違法だとして、自民党枚方市支部が刑事告発を検討していることが分かった。

 「内輪もめ」をしているのは自民党の佐藤ゆかり衆議院議員と自民党枚方市支部。自民党枚方市支部によると原因は約1年前の衆院選後に支部が地元業者2社から受け取った200万円。

 支部がお金を受け取り、佐藤議員側に提供したとして政治資金収支報告書に記載したが、議員側は、「枚方市支部から受領(じゅりょう)したものでない」と否定。現在も、収支報告書に記載していないという。議員側は、「献金ではなく預かり金として業者から受け取ったもので収支報告書に記載しないことは適切な処理だった」と主張している。

 これに対し支部は、「手続きの正当性を証明する」として議員側が領収書を発行しない場合、刑事告発する方針。

 佐藤ゆかり議員は、「怒り心頭です。告訴も含めて検討中です」とコメントしている。

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