ウォルト・ディズニー・ジャパンは、マーベルのスーパーヒーローたちで結成された最強チーム“アベンジャーズ”を原作とした、マーベル初の男児向けテレビアニメシリーズ「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」を製作指揮し、2014年春に日本でテレビ放送すると発表した。放送局は地上波全国ネットを予定しているという。
この作品は男児向けアニメで多くの実績を持つ東映アニメーションが制作を担当。多くのヒット作品の商品化で定評のあるバンダイがキャラクターの商品化を担当する。今回、この3社が協力することにより、世界中で知名度の高いマーベルが誇る「アベンジャーズ」の完全日本ローカライズ版とともに、魅力ある商品がラインアップされる予定だ。
「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」は、6〜12歳の男児を作品のターゲットと想定。マーベル・コミックスのアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルクといった大人気のマーベル・ヒーローたちで結成された最強チーム“アベンジャーズ”が、地球征服を企てるロキの野望を阻止するべく、それぞれの能力と必殺技を駆使し、スパイダーマンの協力も得て、少年たちと力を合わせて戦いに挑むというストーリーだ。
ウォルト・ディズニー・ジャパンは、ローカルコンテンツ戦略(各国の市場にあったコンテンツを提供する戦略)のもと、日本市場にターゲットをあわせたローカライズ化を積極的に展開している。例えば2008年に国内で初めて製作したテレビアニメ「ファイアボール」をはじめ、ディズニーの大人気キャラクター“スティッチ”を主人公に、舞台をハワイから沖縄に移し描かれた「スティッチ!」なども。ただし、男児向けテレビアニメについては、本作品が初めての試みだ。
☆「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」ストーリー
凶悪なヴィランを捕らえるために開発された携帯用捕獲装置「ディスク」。だが、ロキの陰謀によって驚くべき数のヴィラン、そしてヒーローまでもがディスクに閉じ込められてしまい世界中に散らばってしまった!
その混乱の中、5人の少年たちが「バイオコード」というプログラムによってディスクに閉じ込められたヒーローを実体化させる力を手に入れた。辛くも難を逃れたスパイダーマンが取り戻した5枚のディスクを授かる少年たち、そして彼らの力で実体化できるようになったアベンジャーズ!
果たしてロキの陰謀とは何なのか? ついに火蓋を切る地球規模のディスク争奪戦! アベンジャーズは少年たちと力をあわせ、それぞれの能力と必殺技を駆使して戦いに挑むのだ。