ブラジルのコンサルタント会社PLURIが10月16日、世界各国のサッカーリーグの観客入場者数に関するデータや、TOP20ランキングを発表した。それによると、日本のJリーグは世界で12番目に多い平均入場者数を誇るという。
同社の発表によると、世界で最も多い平均入場者数を誇るリーグはドイツ1部ブンデスリーガの45,083人(スタジアム平均収容人数も48,658人と圧倒的な規模)。2位はイングランド1部プレミアリーグの34,604人、3位はスペイン1部リーガ・エスパニョーラの28,400人となっている。
これに4位メキシコ1部プリメーラ・ディビシオンの25,343人、5位イタリア1部セリエA(21,921人)がそれぞれ続き、“サッカー王国”として名を馳せるブラジル1部カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAは14,897人で13位という意外な結果となった。
収容率に関しては、ブンデスリーガ、プレミアリーグ、オランダ1部エールディヴィジが90%越えという驚異的な数字を叩き出している。
アジアでは中国スーパーリーグの17,675人(10位)、Jリーグの16,572人(12位)のみがTOP20にランクイン。Jリーグは収容率で若干中国スーパーリーグを上回っているものの(52%)、それでもブンデスリーガ(93%)やプレミアリーグ(97%)といった世界のトップリーグと比べると大きな差をつけられている状況だ。
なお、J1リーグのスタジアム別に見た場合、J's GOALによる今季のこれまでの平均入場者数TOP5は埼玉スタジアム(浦和レッドダイヤモンズ/32,420人)、日産スタジアム(横浜F・マリノス/26,421人)、エコパスタジアム(ジュビロ磐田/25,469人)、大阪長居スタジアム(セレッソ大阪/24,627人)、エコパスタジアム(清水エスパルス/23,188人)。
一方、ワースト5は佐賀県総合運動場陸上競技場(サガン鳥栖/5,432人)、札幌厚別公園競技場(コンサドーレ札幌/7,397人)、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場(大宮アルティージャ/10,012人)、キンチョウスタジアム(セレッソ大阪/10,611人)、ヤマハスタジアム(ジュビロ磐田/10,683人)となっている。