バーやレストランで飲むお酒っておいしいですよね。お店やグラスの雰囲気やプロの技術も大きいですが、自宅でお店の味に近づけるには氷にこだわるのが大事なポイント。というのも家庭用冷蔵庫で作れる氷には空気や不純物が混ざり、解けるのが早く見た目も良くないのが難点。
そこで今回は、水道水でも手軽かつしっかりクリアな丸氷が作れる製氷機の中から「NAISU N1」という製品を使ってみたレポートをお届けします。
自宅で焼酎やウイスキー、ジンを嗜む人にはオススメできるアイテムなので、ぜひ参考にしてみてください！
不純物を押し出す仕組みが重要
こちらが今回試した透明丸氷が作れる製氷機の「NAISU N1」。サーモタンブラーと同じ真空二重構造を採用し、水が凍っていく順序をコントロールできるのが特長です。
実際の氷は内部のシリコン容器で作ります。
「NAISU N1」が透明度の高い氷を生み出せる仕組みがこちら。一般的な丸い形だけを作る製氷機では四方から凍っていくことで中心に不純物や空気が押し込められてしまうのだそう。
一方の「NAISU N1」は真空二重構造の外容器で冷気を遮断し、上部の一方向からのみ凍っていくのがポイント。さらに内部シリコン型の穴から空気や不純物を押し出すことで透明な氷ができるのです。
使い方は簡単
それではさっそく作ってみましょう。まずタンブラーの線を目安に水道水を満たします。
次にシリコン型をゆっくりとタンブラーに入れればOK。水は少し溢れさせるぐらいがしっかりと充填できるので、キッチンなど濡れてもいい場所で作業しましょう。
最後に余分な水を押し出し、タンブラーを軽く叩いてできる限り気泡を抜くのが透明度アップのポイントです。ここをサボると濁った氷になりやすくなるそうなのでお忘れなく！
あとは冷凍庫で14〜16時間ほど放置すれば完成。ちょっと長く感じますが、一般的に透明度の高い氷はマイナス5〜10度で26～30時間かけて作るそう。
そこと比較すれば「NAISU N1」での製氷は短時間かつ手軽というのがポイントですね。
解けにくい美しい氷が完成
一晩寝かせた仕上がりがこちら。サイズは直径約65mm。取り出した状態だと濁っているようにも見えますが、
表面は霜のような感じで曇っているだけなのでご安心を。濡らすと向こうが見える透明度の高い氷に早変わり！
初めて作ってみたので少し気泡が残ってしまいましたが、ここは途中の気泡を抜く工程をしっかり行うことで持って減らせるとのことでした。
大きな透明氷なのでやっぱりロックが似合いますね！
ちなみに「NAISU N1」の特性として、不純物と同時に水道水のカルキ臭も低減してくれるのだそう。ウイスキーなど香りも重要なお酒をよりおいしく味わるのはいいですね！
ちょっとしたおつまみを用意すれば一気にバーのような雰囲気に。
少し残念なのは1個ずつしか作れない点ですが、晩酌をしない日に作り溜めておけば日々の晩酌タイムをサッとワンランクアップできますよ。
オプションでさらに便利に
今回使ったロックグラスは「NAISU N1」の有料オプション品。作った丸氷にシンデレラフィットするので、大きめのロックグラスが無い人は合わせて購入するのもアリかと。
こちらのタンブラー蓋は標準で付属。製氷機として使わないときは一般的なサーモタンブラーとして使えるので一石二鳥ですね。
冷蔵庫の製氷機と比べても圧倒的に大きく美しい氷が作れ、手軽にバー体験ができる便利な製氷機なのでウイスキーなどロックで飲むお酒が好きな人はぜひ体験してみてください！
クリアで大きな丸氷を手軽に作れる「NAISU N1」は現在、クラウドファンディングサイトmachi-yaにてキャンペーンを実施中。
執筆時点では一般販売予定価格から23％OFFの13,845円（税・送料込み）からオーダー可能でした。
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Photo: Haruki Mastuimoto
Image: space_japan
Source: machi-ya
