毎日食べるものだからこそ、もっとおいしく炊きたい…。ベストな炊飯を妨げる最大の敵、“炊飯器内の温度ムラ”にピンポイントで対処することで、そんな切なる願いを叶えてくれるのが「極焚」です。アルミニウム合金の優れた熱伝導性を活かして、炊き上がりを均一に。
毎日の食卓にワンランク上の味わいをもたらすキッチンアイテムを使ってみたところ、置くだけで古い炊飯器から最高のパフォーマンスを引き出してくれました。以下では、実際に試してみてわかった「極焚」の魅力をお伝えしていきます。
釜底からの熱を中心部へ導く
職人の手によって丁寧に仕上げられたのがこちらの相棒。鏡のように輝く表面は、単に見た目の美しさを演出するのみならず、アルミニウム合金本来の性能を最大限に引き出す秘訣でもあるんです。
その滑らかな表面には微細な凹凸すら見当たりません。だからこそ安定した酸化被膜が形成されて、長期使用による劣化も防いでくれるんじゃないでしょうか。さらに、ツルツルの表面にはお米がこびりつきにくいのもポイント。使用後のお手入れもラクラクなのが、「極焚」の神髄なんです。
ところで炊飯器の内釜には、温度差という落とし穴が潜んでいます。周辺部はしっかり熱が通るのに、中心部には届きにくいのがその原因です。実にシンプルな仕組みでこの問題に対処するのが「極焚」。
縦長な雫型のアルミニウム合金が、その優れた熱伝導性で釜底からの熱を中心部へと効率よく導きます。これにより、炊飯にとっての理想的な温度環境が完成。中心部までしっかりと熱が通ることで、驚くほどふっくらとした炊き上がりになるんです。
炊飯前にポンと置くだけ
炊飯プロセスに、光り輝く「匠の技」を宿らせる手順は単純。炊く前に内釜の中心に「極焚」をポンと置くだけです。炊飯器のみならず、土鍋やライスクッカーでも同じように対応可能です。ひと手間というほどでもないですが、これからは毎日の炊飯タイムにちょっとした儀式が加わりそうです。
「極焚」を加えることで、年季の入った炊飯器がどんなパフォーマンスを発揮してくれるのか、いまから楽しみ。ちなみに今回は5合炊きで試しましたが、「極焚」にはお一人様向けの1~3合用のタイプも用意されています。
置くだけでふっくらとした炊き上がりに
いよいよ炊飯完了したのでさっそく試食。「ご飯が美味しいと、ほかに何もいらない」そんな素直な感動を呼び起こす、極上の炊き上がりになっていました。粒々の存在感としっとりとした食感のバランスが絶妙。お米本来の甘みとうまみが見事に引き出されています。まさに高級料亭で味わうような贅沢な一膳。置くだけでこれだけご飯が変わるのには、正直驚きです。
「極焚」は、白米だけでなく炊き込みご飯や玄米なんかにも通用する万能選手。まさに炊飯ライフを変える革命児の登場です。これはもう、お米好きの筆者にとって手放せない存在になりそう。同じく、三度の飯より米が好き…という方、「極焚」についてのより詳しい情報を以下からチェックしてみてください。
>>置くだけでご飯がふっくら!高熱伝導率で変革をもたらす入れて炊くだけの炊飯器の相棒
Photo: 山田洋路
Source: machi-ya