ちょっとしたメモ書きや、伝言やタスク管理に便利なのが付箋です。ただ、たまにサイズに不満が出ることも。とくに、幅が足りなくて文を変な箇所で改行しなければいけなかったときの悔しさといったら。

そんな付箋の欠点を補うために、テープ状のロール付箋もあります。好きな長さにできるため私も使っていましたが、切り取りに道具が必要だったり、何かに貼ってからでないと書き込めなかったりと、すこし手間がかかるため、普通の付箋も手放せませんでした。

今回ご紹介する『CHIGIRU』は、普通の付箋とロール付箋のいいとこ取りをしたアイテムです。160301_lht_chigiru2.jpg

『CHIGIRU』は平たく潰した形をしたロール付箋です。厚みが3mmある板状の芯に巻きつけてあるので、手にもって書くような場面でも安定感があります。

方眼状にミシン目が入っており、手でちぎり取ることができます。もっとも細くちぎった時の幅は5mm、半透明なので蛍光マーカーの代わりとしても便利です。マーカーと異なりはがすことができますから、本が汚れることもありません。

ページを挟むように貼って、インデックスとして使うのもいいかもしれません。長さは自由ですから、窮屈な枠の中に小さな字で書く必要もないですし、吸着力は付箋のそれですから、移動も簡単。

日時が固まっていないスケジュールも、この付箋を手帳に貼っておけば、あとで時間を変更するときに貼り直しで対応できます。

本体サイズは5cm×8cmと名刺より少し小ぶりで、携帯も苦になりません。必要な時に必要なサイズの付箋が手に入る。名刺入れや胸ポケットに忍ばせておくと何かと活躍しそうです。

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CHIGIRU|ヤマト

(西村おきな)

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