iOS9がついにリリースされました。新しいオペレーティングシステムの例にもれず、新機能が盛りだくさんです。とはいえ、全部が全部、必要というわけではないですよね。要らないと思ったもので、無効にできるものもあります。早速その方法をご紹介しましょう。

iOS7iOS8時代からあるイライラの種は、今でもかなり残っていますが、これらは従来通りのやりかたで解決が可能なのでご安心ください。

しかし、iOS9にもiOSユーザーをイラッとさせるものがあるようです。

Spotlight検索にSiriの検索候補を表示させない

SpotlightとSiriがタッグを組んだので、Spotlightを開くと「Siriの検索候補」がズラリと表示されるようになりました。毎日決まった時間に連絡する相手や利用するアプリなどをリストアップしてくれるのです。でも、「そんなおせっかいは必要ない」という人は、「設定」>「一般」>「Spotlight検索」と進み、「Siriの検索候補」を無効にしてしまいましょう。何もかもオフにするのが困る場合は、同じメニュー内でアプリ別に設定もできます。

キーボードを大文字表示だけにする

iOS9では、アルファベット入力用のキーボードの文字が、シフトキーと連動して大文字と小文字の両方で表示されるようになりました。シフトキーがオンかどうかひと目でわかって便利なのですが、今まで通り大文字だけのほうが良いのであれば、そのように設定することができます。「設定」>「一般」>「アクセシビリティ」>「キーボード」と進み、「小文字キーを表示」をオフにしてください。

メールのスキャンをやめさせる:連絡先編

iOS9は、知らない番号から電話がかかってくるたびにメールをスキャンし、過去のメール送信者とその番号が一致するか、受信メールの署名にその番号が含まれているかどうかを確認するようになりました。気が利いているとはいえ、Appleに自分のメールをすべてスキャンされるなんて不愉快だと思いませんか? そんなときは、「設定」>「メール/連絡先/カレンダー」と進み、「メールで見つかった連絡先」をオフにしましょう。

メールのスキャンをやめさせる:イベント編

上記で説明した、電話番号を確認するためのメールスキャンと同様、iOS9はメール内のイベント情報をスキャンして読み取り、カレンダーに追加してくれるようになりました。イベントは、もちろんカレンダーからでも追加できます。ただ、便利な機能とはいえ、たくさんのイベントに招かれる人にとっては、迷惑になることもありますよね。この機能を無効にしたいなら、「設定」>「メール/連絡先/カレンダー」と進み、「メールで見つかったイベント」をオフにしてください。

「シェイクで取り消し」をオフにする

iOSではこれまでも、電話を振ると入力内容を取り消せるように初期設定されていました。間違って入力したり削除してしまったりしたときは、電話を振って「なかったこと」にできたのです。でも、その機能が要らないという人のために、iOS9ではようやく無効設定が可能になりました。「設定」>「一般」>「アクセシビリティ」と進んで「シェイクで取り消し」をオフにしてください。

新しくなったPodcastアプリを隠す

iOS9では、デザインを一新したPodcastアプリが登場しました。でも、「ポッドキャストを利用しない」という人にとっては不必要なものですよね。そこで、削除はできないにしても、隠してしまうことができるようになりました。「設定」>「一般」>「機能制限」と進んで「Podcast」をオフにしてください。あとは、ビルトインアプリのすべてを隠せるようになれば言うことなしなのですが。

ロックスクリーンに前回使ったオーディオアプリを表示させない

イヤホンを差し込んだり、iPhoneをスピーカーにつないだりすると、iOS9はそれを察知し(ついでに位置も察知します)、その端末で前回使用したオーディオアプリのアイコンをロックスクリーンに表示してくれます。それがイヤだという人は、「設定」>「App StoreとiTunes Store」と進み、「インストール済みApp」をオフにしてください。

Thorin Klosowski(原文/訳:遠藤康子/ガリレオ)

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