Inc.:遠隔地にいるチームメンバーと仕事をしていたとしても、物理的距離を感じないでいられる方法があります。今回紹介するのは、遠隔地のメンバー同士とも一体感を高めることのできる11の方法です。
チームミーティング
1.定期ミーティングのスケジュールをつくり、その日程を守りましょう。同じ場所で働くメンバーとその場ですぐにミーティングをしたくなっても、我慢すること。
2.前回のミーティング以来起こった「良かったこと」「悪かったこと」を共有するなど、ミーティングの開始時にウォームアップとして行うことを決めて、一体感のあるチームの雰囲気をつくりましょう。
3.最初に、遠隔地のメンバーから報告をしてもらい、その後に同じオフィスにいるメンバーの意見を聞くようにしましょう。そうすることで、遠隔のメンバーが「その場にいない、意識を向けていない」状態になることが避けられます。
4.事前に、ミーティングに関連する全書類を参加者全員に配布しておき、最新情報を共有しておきましょう。
ミーティング用のツール
5.遠隔地の社員も会話に参加できるよう、さまざまなツールを使ってみてください。グーグルハングアウト、スカイプ、GoToMeeting などといった、オンラインで使えるコラボレーションツールを活用すれば、メンバー全員を視覚的にも、情報面でもつなげることができます。
6.ミーティングの場を活発にするためには、チームの一部メンバーだけが遠隔地にいたとしても、全メンバーがそれぞれオンラインでつながっている状態にしましょう。
対面でのコミュニケーション
7.定期的に、全メンバーが同じ場に集まる機会をつくってください。それによって、楽しいチームの場が生まれるはずです(例:年次または四半期のミーティング)。
8.対面でのコミュニケーションほど、大きな効果を発揮するものはありません。ですので「交流タイム」を企画する際の内容は、よく練りましょう。しっかりしたプログラムに基づくチームのアクティビティでもいいですし、ただ食事をしながらのラフな談話の時間でもいいです。
9.内容を詰め込みすぎないようにしましょう。休憩時間中にメンバー同士がつながるチャンスが少なくなったり、ミーティング中に議題に上った問題をさらに深く検討する時間がなくならないように。
人間同士のつながりを大切に
10.ハイテクの業界にいたとしても、リーダーとしての役割は人間同士のつながりをつくることである点を忘れないようにしてください。
11.テクノロジーに頼りすぎないようにしましょう。Eメール、SMS、インスタントメッセージを使って、遠隔地のメンバーにコンタクトをとることは可能ですが、彼らの最高の能力を引き出したければ、手書きのメモやボイスメッセージを使うなど、あなた自身も最高のコミュニケーション方法を駆使してみることです。古い手段に頼ることは、時に新たな、より良い結果をもたらします。
11 Techniques for Connecting With Your Remote Team|Inc.
Lee Colan(訳:佐藤ゆき)