自動化ツール「IFTTT」のiOS版アプリがリリースされ、すでに多くの人がiOS用の素晴らしいレシピを考案しています。
「iPhone版IFTTTは本当に最強か:『写真』『連絡先』などiOSアプリを使った自動化レシピを作ってみた」でもその一部を紹介しましたが、ここでもう一度何ができるかをおさらいしてみましょう。iOS版で追加されたのは、iOSの「写真」「連絡先」「リマインダー」の3チャンネル。一見大したことではないと思われるかもしれませんが、これら3チャンネルを使って、とっても便利なことができるのです。
いつでもどこでも写真を自動バックアップ
IFTTTアプリのいちばんわかりやすい使い方がこれ。iCloud以外の第2のバックアップを自動で作成してくれます。主要なクラウドストレージサービスに対応していて、設定も驚くほど簡単。次のレシピから、1つを設定してみましょう。
ほかにも新規追加写真のみをFlickrにアップロード、Evernoteにスクリーンショットを送信など、細かな設定が可能。好きな写真を好きな場所に簡単にバックアップできるので、とても便利です。
好きなサービスにSiriを接続
SiriはもともとAppleのデフォルトアプリにしか使えませんが、IFTTTを使ったちょっとしたトリックで様々なサービスとつながるようになります。
例えばリマインダーにメモが追加されたら、それをEvernote、Wunderlistなどに自動で送るようなセットアップをしてみましょう。
リマインダーアプリはSiriに対応しているので、結果的にSiriがEvernoteなどのサービスに接続することになります。まるでSFの世界のようにメモを取れるので、ぜひ試してみてください。
GoogleとiOSの連携を強化
新規連絡先を追加したらGoogleカレンダーにマークする、リマインダーからGoogleカレンダーのイベントを作成する、リマインダーで完了済みのタスクをGoogleカレンダーに記録するなどの使い方が可能です。
連絡先アプリをパワーアップ
旧態依然とした連絡先アプリの使い道なんてないのではと思うかもしれませんが、IFTTTを使えばこんな興味深いこともできます。
上にも書いたように、新規連絡先を追加したらGoogleカレンダーにマークすることで、新しい人に出会った日を記録しておけます。Googleカレンダーが好みでなければ、Evernoteでも同じことが可能です。
ネットワーク作り大好きなあなたなら、新規連絡先追加時に「はじめまして」メールを自動で送ることも。
他には連絡先の自動バックアップがおすすめです。GoogleスプレッドシートやEvernote、Dropboxへのバックアップが可能となっています。
Thorin Klosowski(原文/訳:堀込泰三)