「写真加工アプリが多すぎて、どれを使えば良いのかわからない」

これはライフハッカー読者のみならず、世界中のスマホユーザーにとって共通の悩みごとと言えるでしょう。そこで今回は、数ある写真加工アプリの機能の中から、比較的よく使われる5つをフォーカス。それぞれの機能に秀でた、5つのアプリをチョイスしました

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上の写真に、3分以内にできる範囲でそれぞれの加工を施してみたので、どうぞ見比べてみてください。たくさんのフィルターの中から選びたいならコレ

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フィルターのユニークさとバリエーションで選ぶなら『XnView Photo Fx』。47種類ものフィルターの中から、最大で4種類をミックスして画像をつくりあげることができます(それぞれの加工の程度も、選択肢を見て強弱を選んだり、スライダーでの調節が可能)。このサンプルは「フォトスプレッド」「ノイズ」「色温度」の3種類を組み合わせました。

好みのとおりにカッコよくボカしたいならコレ

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一眼レフカメラで撮ったような高品質な「ボカし」がかけられる『Big Lens』。フォーカスする場所・範囲を指定して、絞りの数値やフィルターの種類などを選ぶだけという、わかりやすい操作方法が魅力です。フォーカス位置の自動選択や、フィルターの強弱のスライダー操作、加工の前後比較もワンタッチでできるので、使い勝手もかなり良いと感じました。

Photoshop並みに細密に切り抜きたいならコレ

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Adobe PhotoshopやIllustratorといった、プロユースのイメージ編集ソフトウェアでも用いられている「ベジェ曲線」を使って画像の切り抜きができる『PhotoStation』。使用方法を説明してくれるオフィシャルの動画は英語ですが、見ていればだいたいの操作方法が把握できるようにつくられているので、初めての人は一見すると良いでしょう。

さまざまな手書き風アレンジで遊びたいならコレ

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撮った写真を簡単な操作で、さまざまなタッチの手書き風画像に加工してくれる『XnSketch』。19種類ある「スケッチ」のタイプを選んで、サンプルを見ながら「明るさ」「コントラスト」「彩度」「強さ」の4項目をスライダーで調整するだけと、とにかく使い方がシンプル。4項目の数値を特に変更しなくても、とりあえずカッコよく仕上げてくれます。

「せっかく撮ったのに暗くて...」を復元したいならコレ

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今回、紹介しているアプリの中で、もっともミニマルな機能を持つ『Instaflash』。暗くて見えにくい写真を選択して、スライダーで明るさを調節するだけです。修正前の写真との比較もワンタッチで便利。その場で撮った写真をすぐに加工することもできるので、暗い状況が避けられない場合は、初めからこのアプリで撮影することをオススメします。

※このアプリの特性上、ほかのアプリとは別のサンプル写真を使用しました。

(奥洋介)

Photo by Takashi(aes256).