PCの電源ユニットが壊れてしまったとき、そのまま廃棄していませんか? だとしたらもったいない!
電源ユニットからランタンが作れるのを知っていますか? ケース、スイッチ、ケーブル、5Vの鉛バッテリー付き電源ポート、それに庭園灯の電球を付け加えれば、繰り返し充電可能なランタンを自作できます。PCの電源ユニットは数年で寿命が尽きます。また、よほどの電気機器マニアでない限り修理も困難です。しかし、DIYメディア「Instructables」のユーザー300mpg氏によると、コンデンサの取り扱いさえ気をつければ、ほとんどの部品は再利用可能だそうです。
まず、電源ユニットを開け、スイッチ、電源プラグ、ケーブルなど必要なものを残して、ほかの部品を取り外します。ファンの吹き出し口を丸く切りとり、そこに12Vの庭園灯電球をはめ込みます。ただし、テストが済むまでは取り外し可能な状態にしておきましょう。電球、バッテリー、スイッチを配線し、ランプの点灯テストをしてみましょう。
テストが済んだら、電源ユニットの天井に穴を2つ開けてハンドルを取り付けます。ハンドルは電源ユニットとマザーボードを結んでいたケーブルの束を流用します。
最後にケース内部にバッテリーと電球を接着剤で固定します。ケースとバッテリーの隙間にはクッション材を詰めておきましょう。マウスパッドなどでも流用できますよ。
充電するには、電源プラグに「鉛バッテリー用充電器(密閉型12V)」を接続します。Instructableユーザーのコメントでは、ここからさらに進めて、充電器をケースに格納できるように改造するというアイデアも紹介されていました。
いかがでしょうか? 壊れたPCの部品からランタンが自作できるなんて楽しいですね! 再度の注意になりますが、コンデンサーの取り扱いにはくれぐれも気をつけて、DIYをエンジョイしてください! 詳しくは下のリンクをチェック。写真つきで手順が詳しく解説されています。
Hack-A-Lantern: Recycled Computer Power Supply Flashlight | Instructables
David Galloway(原文/訳:伊藤貴之)