指折り数えて、足したり引いたり計算をすることはありますが、指を使ってかけ算をする方法もあるのです。日本人は小学校で九九を丸暗記させられるので、そんなの必要ないと思うかもしれませんが、このやり方がなかなか面白かったのでご紹介します。

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このやり方では、6~10の数字を使ったかけ算ができます。今回は上の画像にあるように「7×8」を解いてみます。

  1. まず、6から10までの数字を、小指を6、親指を10として、それぞれ割り当てます。
  2. かけたい2つの数字の、左手の指と右手の指をくっつけます(左手7 ─ 右手8)。
  3. くっつけた指を含め、そこから下にある指の数の合計に10をかけます(この場合は左手2本、右手3本なので「5×10=50」となる)。
  4. くっつけた指を含めずに、そこから上にある左右の指の数をかけます(この場合は左手3本、右手2本なので「3×2=6」となる)。
  5. (3)と(4)を足した数が、かけ算の答え(「50+6=56」)になります。

何だか複雑なやり方だと思うかもしれませんが、数回やってみれば慣れます。このやり方を覚えるよりも九九を覚えた方が早いよ、というツッコミも聞こえてきそうですが、九九を丸暗記している日本人だからこそ知らないやり方だと思います。話のネタにでもしてみてください。

Tables of 6, 7, 8 and 9 in your hands | Instructables

Craig Lloyd(原文/訳:的野裕子)

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