iPhone:電波が悪いとは少しも思っていなかったのに、いざ通話してみたら実は全然通じなかった...そんな、なんだかだまされたような気持ちになったことも多いかと思います。電波状況を詳しく把握しておきたいという方は、今回ご紹介するハックを使えば、電波状況を示すバーをデシベル数(dBm)で表示することが可能です。脱獄も不要でやり方も簡単。

 「Redmond Pie」によるとIPhoneの電波状況を数値化する方法は下記の通り。

  1. iPhoneで「電話」>「*3001#12345#*」へダイヤルし、発信ボタンを押します。
  2. フィールドテストモードに入ります。電波の強さを示すインジケーターが画面左上に表示されます。電波状況は、数値表示されている部分をタップすると切り替わります。この状態でホームボタンを押せば通常の表示に戻せます。常にこの状態にしておきたい場合、次の手順に進んで下さい。いつでも戻すことは可能なので、ご心配なく。
  3. 表示が切り替わった状態で電源ボタンを長押しして、「電源オフ」のスライドバーが表示されるまで待ちます。デバイスの電源は切らないでください。
  4. ホームボタンを長押ししてテストモードを終了させ、ホーム画面へ戻ります。

これでiPhoneを再起動させれば、電波状況の表示切替が可能になります。数値が0に近ければ近いほど、シグナルが強いことを意味します。例えば表示が「-60」なら「-90」よりも電波状況が良いというわけです。

デフォルトの状態に戻したい場合の手順は、次の通りです。

  1. iPhoneから「電話」>「*3001#12345#*」へダイヤルし、発信ボタンを押します。
  2. ホームボタンを一度押します。

電波がかなり悪い場所で、その中でも最も電波の強いスポットを探す、と言った場面ではなかなか活躍してくれそうなハックです。電波がとにかくダメな場合は、米Lifehackerは飲み物用のグラス安物のブレスレットでシグナルを強くするという裏技を紹介していました。

ちなみに、同様のハックはAndroidからも可能です。「設定」>「電話情報」で「dBm数値」を確認します(機種によっては「ネットワーク」または「ステータス」からの場合もあります)。

iPhone 4S(4)ではうまくいったのですが、iPhone 3GSで試してみたところ、うまくいきませんでした。もしかしたら型の古いiPhoneでは対応していないのかもしれません。

How Strong Is Your iPhone Signal? Find Out Now![No Jailbreak Required] | Redmond Pie via Neowin

Melanie Pinola(原文/訳:まいるす・ゑびす)

 

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