あなたがどんな職業についているのであれ、ひとつひとつの仕事を細かなところまで完璧に仕上げないと気が済まない...。そんな完璧主義の罠に陥らないためには、プロジェクトの始めにタスクごとの完了の定義を作成すると良いそうです。
この用語は『Scrum』と呼ばれるソフトウェア開発手法から来ているのですが、どの分野にも応用できます。ブログ「Stepcase Lifehack」はこのテクニックを以下のように説明しています。
「完了の定義」とは、そのタスクを完了したと見なすための条件をはっきりとわかりやすく定義したものです。「完了」の意味を定義してはじめて、完璧主義の罠から抜け出すことができるのです。
例えば、もしあなたの仕事がマーケティングプランを策定することなら、「予算の決定」、「パフォーマンスマトリックスの作成」、「文法の確認」などの項目でチェックリストを作っておきます。リストをすべてチェックできたら、そこでタスクは完了と見なし、作業を終えるようにします。それ以上の微調整やダブルチェックはしないようにしましょう。あなた自身が作成した「完了の定義」を信頼してください。そうすれば、完璧主義の泥沼に足をとられることなく、新たなプロジェクトへ進んでいけるでしょう。
What Can Software Developers Teach us About Crushing the 'Perfection Bug'? | Stepcase Lifehack
Shep McAllister(原文/訳:伊藤貴之)