メールの数々に悩まされている...と日々感じている人は多いかもしれませんが、大抵はメール自体が問題なのではありません。新しいメールが届いていないか、頻繁にスマホやパソコンでチェックするのは生産性を下げたり、人付き合いという点では逆効果のこともあります。それに、精神的な悪影響もなくはありません。誰かからの新しい情報や仕事を頻繁にチェックすると、本当にやらなければならないことや、やりたいことの重要性を下げてしまうことになります

 会社ではプロジェクトに関する細々とした仕事から、家では洗濯物を畳むなど、1日のうちで終わらせようと思っている事はピンからキリまであります。メールをチェックするために仕事の手を止めるということは、他人が自分にやってほしいことの方が優先されていること。他人の要求を知るためにメールをチェックすることで、自分の生活や人生を少なからずないがしろにしているようなものです。この問題は、なぜメールが生産性を下げるのか? という問題の原因の一つでもあります。

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イラストレーターのWendy MacNaughton氏は、メールをチェックすべきかのタイミングに迷った時のためのガイドとして、フローチャートを作成(上のフローチャートはクリックで拡大します)。ちょっとしたお遊び的なものですが、悩んだ時に見ると結構参考になるでしょう(場合によってはかなり実用的なアドバイスも)。英語のみですが、簡単な英語なので勉強がてら楽しんで使ってみてください。

仕事場にいる間は、30分おきにメールをチェックするくらいが、一般的にはちょうどいい間隔のようです。間隔が短すぎて仕事に集中できない...という人は、大事なメールを逃さない程度にもう少し間隔を空けてもいいでしょう。くれぐれも、メールチェック中毒にならない程度にメールと付き合ってください。

Managing Distraction:How and Why to Ignore Your Inbox | Forbes via Swissmiss

Adam Dachis(原文/訳:的野裕子)