Windowsで一番使いやすいキー配列変更ソフトは『KeyTweak』

キーボードのキーの配列がほんの少しでも気に入らなかったら、キー配列変更ソフトなどで変えてしまいましょう。Windowsのキー配列変更ソフトにはあまり選択肢がありませんが、一番使いやすいのは間違いなく『KeyTweak』です。キーボード全体の配列を、複数の方法で変更することができます。

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■機能・特徴

• 普通のキーボードだけでなく、Web上のキーボードなどの特定のメディアのキーボードでも位置を変更できる。
• リストから変更する配列を選んだり、「Teach Mode」で変更したいキーを押して選ぶことができる。
• すべての配列変更をボタン1つで移動できる。
• 無駄なキーは有効・無効にできる。
• 「Ctrl＋Alt＋Delete」のショートカットが常に使えるように警告が表示される。



■特にすばらしい点

KeyTweakは、初心者であろうが上級者であろうが関係なく、簡単にキーの配列を変更できます。キーボードの画面を見ながら変更したいキーをクリックするだけです。リストの中から新しい機能を選んだり、「Teach Mode」を使って、ほしいキーを押すだけで配置を変更できます。メディアのキーボードにも対応しているのが特にすばらしいです。1クリックだけですべてを初期設定に戻せるので、何か間違ってしまった時も安心。KeyTweakは、一番簡単で使いやすいキー配列変更ソフトといえます。

■改善してほしい点

KeyTweakは「Alt＋Tab」や「Ctrl＋Alt＋Delete」のような、キーボードのショートカットを変更することはできません。しかし、これはキー配列変更アプリの仕事ではありませんので、機能を変更するには『AutoHotkey』のようなアプリを使いましょう。唯一の欠点はプログラムをインストールしなければならないところでしょうか。ポータブルに使うことはできません。

■競合アプリ

KeyTweakの「Teach Mode」の機能がいらない人は、次の候補としては『MapKeyboard』がオススメ。キーボードのレイアウト画面があり、そのキーをクリックしたり、ドロップダウンメニューから新しい機能を選んでいくだけでOKです。ポータブルアプリもあり、インストールしなくても使えます。プログラムを起動したい時は、zipファイルを解凍するだけで大丈夫です。

『SharpKeys』もポータブルアプリのキー配列変更アプリですが、キーボードのレイアウト画面がありません。キー配列を変更する時は、シンプルな2カラムにわかれた画面を見ながら行います。KeyTweakやMapKeyboardほど使い方は簡単ではないですが、機能は優れていますし、インストールの必要もありません。

キーボード全体ではなく一部のキー位置だけを変えたいような時は、おそらく『Microsoft Keyboard Layout Creator』が良いと思います。一から新しいキーボードの配列を作ったり、既存のポピュラーなレイアウトを元に作ったり、キーボード全体をほかのものに変えたりできます。Windowsに新しい言語を対応させたい時や、キーボードにシンボルを追加したい時、より速くタイピングするためにドヴォルザーグキーボードの配列にしたい時に使えます。

他にもオススメのキー配列変更ソフトがあれば、ぜひともコメントで教えてください。

Whitson Gordon（原文／訳：的野裕子）