こんにちは。グルメスチュワードの浅田です。

毎日寒い日が続きますね。今月は、今がピークのインフルエンザ、春からの花粉症対策、そして妊娠中にも安心して飲める「ハーブティー」についてお話します。プライベートでも仕事でもストレスのたまりやすい生活環境になりつつある昨今、温かいハーブティーを飲んで上手に息抜きをしましょう!

Photo by Thinkstock/Getty Images.

 ■オススメのハーブティー

カモミールティー

日本でもなじみのある人気のハーブティーです。就寝前に飲むと気分が落ち着き、熟睡できると言われています。体調が悪い時に身体を温めるのに有効です。私は、鼻風邪だと感じたときにカモミールティーを飲用するように心がけています。あまり知られていませんが、ミルクを入れても美味しくいただけます。


ローズヒップ

レモンの20~30倍のビタミンCが凝縮されているといわれるハーブです。少し酸味があるのが特徴です。妊婦の栄養補給に最適で、リコピン、カルシウムも多く摂取できます。個人的には、疲れているな...と感じた時に飲むハーブティーです。蜂蜜を入れても美味しくいただけます。


ルイボスティー

妊娠中の方でも小さなお子様でも手軽に飲める、ノンカフェインのハーブティーです。南アフリカ原産で、前回のワールドカップの時にさまざまな媒体で採り上げられました。我が家ではミネラルウォーターの代わりに、妊娠している妻と2歳の息子と私とで毎日飲んでいます。息子が生まれてから一度も熱を出したことがないのは、ルイボスティーのおかげだと思っています。私のアトピーのかゆみも不思議と消えました。女性の方にプレゼントで渡すと喜ばれます。


ミントティー

ドライなタイプもありますが、手軽にスーパーで購入できるので、フレッシュで召し上がる方がオススメです。口臭予防や眠気対策になります。ペパーミント、アップルミント、スペアミントが代表的な種類ですが、個人的にはペパーミントの香りが一番好きです。バーでモヒートいうカクテルにミントが沢山使われますが、風邪気味の方や妊婦の方はノンアルコールモヒートを注文してみてはいかがでしょうか? アルコールが入っていなくても十分に楽しめます。


おまけ:羅漢果

ハーブティーではないのですが、是非皆様に知ってもらいいたいのでご紹介。中国原産のウリ科の植物で、幻の果実です。喉の痛みの緩和や身体の酸化を防ぐ事で、最近特に知られるようになりました。私も体調が悪い時にお客様からいただき、それ以来、喉が痛い時には必ず飲むようにしています。アナウンサーで飲用されている方も多いようです。日本では顆粒状で販売されています。お湯に溶かして飲んでください。


■症状別オススメハーブティー

風邪対策

  • ヒソップティー(インフルエンザに効果的)
  • カモミール(身体を温める効果がある)
  • 羅漢果(喉に最適)


花粉症対策

  • ペパーミントティー(喉に最適)
  • 羅漢果(花粉症対策の定番)
  • ユーカリティー(鼻詰まりに効果的)


アトピー皮膚炎

  • ルイボスティー(薬でなく、常備茶として飲める)


妊婦

  • ローズヒップ(ビタミンCを多く摂取できる)
  • ルイボスティー(ミネラルが豊富)


■ハーブを選ぶ楽しさと注意点

長年レストランで勤務していて気づいた事があります。それは、女性だけでなく男性もハーブティーを注文するお客様が増えた事です。 男女問わず、日々の楽しみとして自分に合ったハーブティーを選んでみてはいかがでしょうか。

私も花粉症、アトピー皮膚炎があるので、その日の体調に合ったハーブティーを毎日飲むように心がけています。ハーブティーは、1ヶ月以上続けないと効果がないと言われているので、継続する事が大切です。また、個人によって身体に合わないハーブもある事を覚えておいてください。特に、妊婦の方がハーブティーを選ぶ際には、お医者さんに相談するといいでしょう。自分に合ったハーブに出会えると、毎日の生活がより一層楽しめると思います。

浅田資継

 

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