図書館に住みたい、本に囲まれて暮らしたい...という願望は、すでに今は昔。「自宅が狭い」というだけで躊躇し、あきらめてしまった方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし! +α(プラスアルファ)のスパイスを効かせてみると、こじんまりとした住まいでも、仕事部屋を居心地のよさそうな「小さな図書館」にできてしまうのです

 例えば、冒頭画像の部屋では、コンパクトなスペースならではのより快適に過ごすための工夫が随所にキラリと光ります。

ぐるりと部屋を囲むようなラップアラウンドデザインの本棚は、本好きな人なら一度は夢見る光景のはず。蔵書量が多いにも関わらず、水平にすっと流れるように本が収められているため、室内を眺めたときに実際よりも部屋が広く見えます。

また、壁になじむように机の天板を同じ白色にしているので、明るい色の面積が大きくなり、より一層広さを感じられます。バンブー素材の家具との組み合わせもエレガントでクリーンな印象ですね。重めのスライドドアは、閉めると独立性や防音性を高めてくれるので、室内を落ち着きで満たしてくれます。

このように、実例を参考にポイントを教えてくれる米インテリアデザインサイト「Apartment Therapy」は、毎度のことながら参考になります。同サイトで採り上げてきた数々のTipsは書籍化(洋書)もされているので、興味のある方はチェックしてみてください。

The Mini Library Office from New Apartment Therapy Book | Unplggd

Melanie Pinola(原文/訳:kiki)