フェイスブックがついに、タイムライン機能を搭載。こちらのフェイスブックの公式ページから有効にすると、冒頭動画のようにプロフィールのインターフェイスがガラリと変わります。ちなみにこの新タイムラインは、12月26日まで猶予期間があり、この期間内は原則として、自分だけに表示されます。コンテンツの追加や削除、修正、非表示などのカスタマイズを行った上で、他のユーザにお披露目することが可能です。
では、新タイムラインの基本から見ていきましょう。
基本的には、最新のものが一番上、時間の経過とともに下へと表示される仕組み。デフォルトでは、今月の投稿がすべて表示され、下にスクロールすると、先月の投稿を自動的に読み込み、さらにスクロールすると、2011年のハイライトが表示されます。
右のサイドバーから、特定の時期の投稿に移動することも可能。たとえば、「2011年」をクリックすると、1年間のハイライトが表示され、さらに月別にも表示できます。自分の誕生の瞬間から現在まで、時間軸で見たい投稿をどれでも見られるわけです。
また、ページ上のドロップダウンメニューからも、特定の時期へと移動することができます。表示コンテンツを「ハイライト」か「すべての記事」から選択しましょう。ちなみに、ドロップダウンメニューからは「タイムライン」のほか、「基本データ」、「友達」、「写真」、「いいね!」のリストにアクセスすることも可能です。これまで通り、タイムラインの上にある入力ボックスからステータスや画像を投稿できますが、これに加えて、タイムラインにあわせて過去の出来事を投稿できるようになりました。たとえば、自分が生まれたときの写真を投稿したいなら、誕生時のタイムラインにこれを表示させることが可能。入力ボックス横にある青いラインにカーソルを合わせ、「+」になったら、クリックしてステータスや画像などを投稿しましょう。
投稿済みのものをタイムラインの別の場所に移したい場合は、投稿の右上にカーソルを合わせて「鉛筆」のアイコンをクリック。「日付の変更」で移動させたい時期を設定してください。
基本的な使い方がわかったら、次は、自分のタイムラインのカスタマイズです。
まずは、メイン画像から。新タイムラインでは、自分のプロフィール画像のほかに、「カバー」という大きなサイズの画像を表示できます。プロフィール右の「カバーを追加」をクリックし、「写真アルバムから選択」もしくは「写真をアップロード」のいずれかから、表示させたい画像を選びましょう。ちなみに、「カバー」の上にカーソルを置くと「カバーを変更」というメニューが表示され、いつでも画像を変更できます。
また、注目してもらいたいオススメの投稿には、右上の星アイコン「ハイライト」をクリック。タイムラインの左右両方のカラムを使って、投稿を幅広に拡大できます。投稿を削除したり、タイムラインから非表示する場合は、右上の鉛筆アイコンをクリックして、それぞれの操作を選択しましょう。
このように、新タイムラインはフェイスブック上であなたの歴史が一目瞭然となる機能です。しかし、誰しも知られたくない過去のひとつやふたつ、あるのも現実ですね。これらを消し去るための原始的な手段としては、投稿ごとに鉛筆アイコンから「非表示」もしくは「削除」を選択する、という方法があります。特にヘビーユーザにとっては手間のかかる作業ですが、知られたくない出来事がダダ漏れになるよりはマシかもしれません。また、公開範囲を限定するのも一法。「公開」や「友達の友達」に設定しているなら、公開範囲を「友達」のみに制限すれば、不用意に誰かれなく、自分のステータスが見られてしまうということにはなりません。右上「ホーム」横の矢印をクリックし、「プライバシー設定」で設定を変更しましょう。フェイスブックのプライバシー機能については、「Facebook上の個人情報を管理してプライバシーを守るためのガイド」で詳しくご紹介しています。
いずれも完璧な方法ではないものの、まずは新タイムラインが公開されてしまう前に、一度「見られちゃマズイ」投稿がないかどうか、確認しておくと安心ですね。
まだ新タイムラインを有効化していない方は、こちらのリンクからどうぞ。すでに新タイムラインをバリバリ使っている! というユーザさんは、コメント欄でご感想をお聞かせください。
Whitson Gordon(原文/訳:松岡由希子)