Windows:Windowsの時計は、何もしなければ少しづつずれていくもの。Windowsのスクリーンで、できるだけ正しい時刻を表示し続けたい場合は、毎日Windowsの時計を合わせるようにしましょう。
テクノロジー系ブログメディア「One Tip a Day」では、タスクスケジューラを使って毎日時計を更新する手順を、次のように紹介しています。
1. 「スタート」ボタンをクリックし、「タスクスケジューラ」と入力。(「スタート」>「すべてのプログラム」>「アクセサリ」>「システムツール」>「タスク」の順にクリックしてもOK)
2. 「操作」>「タスクの作成」をクリックし、タスク名を入力(例:Daily Time Update)。
3. 「一般」タブで、「ユーザまたはグループの変更」をクリックし、「Local Service」と入力する。また、「最上位の特権で実行する」にチェックをつける。
4. 「トリガ」タブで、「新規」をクリック。「毎日」を選び、タスクを実行する時刻を設定する。
5. 「操作」タブで、次の2つの操作を順に追加する。
- 「新規」をクリック。プルダウンから「プログラムの開始」を選択し、「プログラム/スクリプト」に「%windir%\system32\sc.exe」、「引数の追加」に「start w32time task_started」を入力して、「OK」をクリックする。
- 「新規」をクリック。プルダウンから「プログラムの開始」を選択し、「プログラム/スクリプト」に「%windir%\system32\w32tm.exe」、「引数の追加」に「/resync」を入力して、「OK」をクリックする。
6. 「設定」タブで、「スケジュールされた時刻にタスクを開始できなかった場合、すぐにタスクを実行する」にチェックを入れる。
7. タスクを保存する。タスク名を右クリックし、手動でタスクを走らせれば、タスクが正しく動作するかどうかを確かめることができます。
多くのコンピュータでは、コンピュータが起動しているときに動作しているソフトウェアの時計と、BIOSのハードウェアの時計との間で、数秒、もしくは数分の差が生まれる「クロック・ドリフト」が起こりがちです。1日以上コンピュータをつけっぱなしにしたり、極端な気温、マルウェア、電磁障害などによって、クロック・ドリフトは発生します。
このほか、週一ベースでWindowsの時計を正確にする方法は、「Windowsの時計をなるべく正確に保つ方法」でもご紹介しています。今回紹介した毎日更新よりはシンプルに設定できるので、「それほどWindowsの時計に厳密な正確さを求めてない」派の方は、参考にしてみてくださいね。
Make Windows Clock More Accurate -- Part II | OneTipADay
David Galloway(原文/訳:松岡由希子)
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