Mac OS X:以前、素早く簡単にファイル共有できると噂のアプリとして『CloudApp』をご紹介しましたが、たくさんのファイルを管理できなかったり、容量にいくらかの制限があります。

Webのデザインや開発をやっているAndrew Heissさんは、『Dropbox』、『Automator』、『Quicksilver』でも、CloudAppのような使い方ができる方法を発見しました。一度このやり方を使うと、キーボードショートカットでファイルをアップロードできたり、簡単にクリップボードにURLをコピーできるようになります

 設定に多少時間がかかりますが(そんなに長くはないです)、一度使えるようにすれば後は本当に楽々です。設定の方法は以下の通り。

  1. Post to Dropbox」をダウンロードし、インストールします。
  2. 「Move to Dropbox」もしくは「Copy to Dropbox 」(もしくは両方とも)をAutomatorで開き、「Run Shell Script」の項目を自分のDropbox IDが含まれるように編集します。Dropbox IDが分からない時は、自分のDropboxにログインし、PublicフォルダのリンクURLにある数字がDropbox IDです(例:http://dl.dropbox.com/u/7925/Post%20to%20Dropbox.zip.の場合、Dropbox IDは「7925」)
  3. それができたら、右クリックで「Services」のサブメニューを開き、「Move/Copy to Dropbox」を選びます。これで、DropboxのPublicフォルダにファイルを移動・コピーしたり、Publicフォルダに入れたファイルのURLをクリップボードにコピーできるようになります。


多少面倒ですが、Quicksilverの「Services Menu Module」でも同様のことができます。

  1. Quicksilverの設定を開き、「Plug-ins」のタブをクリックします。長いリストの中から「Services Menu Module」を見つけて、それにチェックを入れてください。
  2. 設定タブで、「Enable advanced features(上級者向けの機能を使うことができる」にチェックが入っていることを確認してください(入っていなかったら入れる)。
  3. カタログタブで、Quicksilverの項目に行き「Proxy Objects」にチェックを入れてください。
  4. カスタムトリガータブで、アップロードしたファイルのショートカットを追加できるようになります。他にもオプションはいくつかあるそうです。「Select an Item」の項目には、「Current Selection(最近選択したもの)」というタイプもあります。「Action」の項目では「Move to Dropbox」を選んで(もちろん「Copy to Dropbox」でもいいです)保存しましょう。新しいトリガーをダブルクリックで開けるようにもなるので、キーボードショートカットに追加したり、コントロールパネルを編集する新しいトリガーをクリックすることができます。


これで、ファイルを選択してキーボードのショートカットキーを押すだけで、ファイルはクラウドにアップロードされ、Public URLも入手できます! すごく便利なので、ぜひ試してみてください。

Fake Cloud App with Dropbox and Quicksilver | Andrew Heiss via #tips

Adam Dachis(原文/訳:的野裕子)