iPhoneアプリ:TOEICの試験を社員に課す企業が増えてきています。三井住友銀行も、総合職全員にTOEIC800点以上を求めていくとしています(asahi.com「めざせTOEIC800点 三井住友銀、総合職全員に」)。
また調査会社「マークスJP」によると、「現在、英語の勉強をしている」と答えた人の割合は、2005年には15%だったものが2010年には19%に増加しています(詳しくはこちら)。英会話を身につけたいという人が確実に増えていることがデータからもわかります。
そのような状況下で必要となってくるのが、やはり英語を勉強する時間。特に社会人になると、勉強する時間が限られます。休日の午前中や会社帰りに喫茶店で勉強している社会人をよく見かけますが、学生時代に比べれば勉強できる時間も圧倒的に少なくなってしまいます。となると、通勤時間に気軽に勉強でき、かつゲーム感覚で楽しめるモノが欲しいところ。そこで今回は、そんな条件を満たすオススメiPhoneアプリ『Super 英単語 30000』をご紹介します。
このアプリを立ち上げると、英単語学習用のドリルがズラズラと並びます。試しに「テスト英単語」をタップしてみます。
すると、TOEICやTOEFLなど、様々な試験ごとの問題が表示されます。
このアプリの凄いところは、留学試験のテスト問題も収録している点。SSAT(高校入学時の適性試験)やSAT(大学入学時の適性試験)、GRE(大学院留学時の適性試験)、GMAT(ビジネススクール入学共通試験)といった様々な種類の問題を勉強することができます。
このアプリには、1000冊分のテキストを約50冊に凝縮したものが単語集として収録されています。語彙の範囲も、専門用語から日常語まで約3万もの単語を扱っています。例えば語源/語根というカテゴリでは、「PREFIXES(接頭辞)」や「SUFFIXES(接尾辞)」、「ROOTS(語源)」から単語を勉強可能。似たような意味を持つ単語をまとめて覚えたい時に便利です。日常テーマのカテゴリでは、「101(入門英単語)」や「BIRTHDAY(人生・生活に関する単語)」、「CHARACTER(性格・性質に関する単語)」、「THINK(人の思考に関する単語)」といったテーマ毎の勉強ができます。
私のように「英単語を基礎から学びなおしたい!」という方には、アメリカ学年別英単語というカテゴリがオススメ。アメリカの「GRADE K(小学校入学前)」から「GRADE 12(高校3年生)」までに習う英単語を勉強できます。ここで基本的な語彙をしっかりと押さえることができます。このように、Super 英単語 30000はバリエーションに富んだドリルが多数収録されています。
問題の形式は、「STEP1」、「STEP2」、「FINAL」の3種類。
「STEP1」は単語がアルファベット順に並んでおり、各単語をタップすると品詞と日本語の意味が表示される仕組みになっています。空いた時間に眺めているだけで勉強ができますよ。
「STEP2」では、ヴァーチャルな単語帳で勉強できます。指でカードをフリックする感覚は、まさに単語帳をめくっているような感じ。これはiPhoneならではといえます。
「FINAL」では、画面に次々と単語が表示され、プレイヤーは「I KNOW」か「DON'T KNOW」を選択していきます。ちょうど「ネプリーグ」の漢字の読みを答えるクイズ「ファイブツアーズ」のような画面です。ここでSTEP1~2の単語の習得度合いを知ることができます。
FINALでCOMPLETEDとなると選択画面に勲章マークがつきます。
TOEICやTOEFLといった各ジャンルには、30単語×各日数分の単語が収録されています。例えばTOEIC3900には130日分、TOEFL6200には209日分、GMATには134日分用意されています。ユーザーは単語を繰り返し見ることで、相当な数の単語を覚えることができます。
各単語集にはテスト問題を解くことができます。出題形式は、英単語のスペルを下から選んで答える穴埋め形式。こちらは時間制限があるので、素早く答える必要があります。
ちなみに、「WORD CHALLENGE」というクイズも用意されています。こちらもスペル穴埋め形式の問題なのですが、アカウントを作成してクイズに答えると、成績がスコアで表示され、「世界ランキング」と「日本国内ランキング」がわかります。
これにチャレンジすれば、自分の成績がどの位置にあるのかが一目でわかるので、英語学習のやる気アップにつながります。私も試しにチャレンジしてみました。問題をこなしていくうちにだんだん難しくなっていくので、自分の語彙レベルがどのあたりにあるのかわかりました。そして、「次のレベルまで到達したい!」というモチベーションアップになりました。
このアプリ、「語源/語根」と「日常テーマ」のアップデートが無料となっています。約3万語を収録していてアップデートも無料なのに、アプリの価格がわずか115円というから驚き。ほかの英単語iPhoneアプリはだいたい350~900円ですから、いかにこのSuper 英単語 30000が安いのかわかりますね。
しかもTOEIC対策とTOEFL対策、そしてGRE対策の英単語教材を別個に買おうとするとそれだけで料金がかさんでしまいますが、このアプリはそれらすべてを115円で揃えられます。
操作性については、前述の通り単語帳をめくる感覚で勉強できるのが嬉しい限り。加えて、今まで勉強したドリルが「BOOK閲覧履歴」に残るのも便利。このBOOK閲覧履歴は下図のようにアプリ画面の最上位に常に表示されるので、一度アプリを閉じてしまっても勉強を再開しやすいです。
このように、Super 英単語 30000は115円なのに3万もの単語を収録し、操作性も抜群という「コスパの良い」アプリといえます。iPhoneに忍ばせておけば、スキマ時間に起動してすぐに勉強できますよ。 例えば朝の通勤電車内でテストを解き、できなかった単語を単語帳に登録しておいて、帰りの電車で復習するというのも良いかもしれません。
このアプリを英語学習のツールとして、市販の過去問題集と併用しながらスコアアップを目指していくのはいかがでしょうか?
なお、本日からこのアプリの購入者向けにiPad2プレゼントキャンペーンを実施します。キャンペーン期間は5/30までです。ぜひこの機会に応募してみてはいかがでしょうか? 市販の問題集とSuper 英単語 30000に加えてiPad2があれば、楽しくスコアアップができるかも?
詳しくは以下のバナーをクリックしてください。
(安齋慎平)