こんばんは傍島です。
今さらですが、私はMacintosh SE/30の頃からのMacユーザです。最初に触ったのは漢字Talk 6.0.4のはずで、機動性を活かして、いろいろな場所へ持ち込んで使っていました。この時、すでにジョブズはAppleを追われていましたが、Macを世に送り出した人物であり、良くも悪くも多くのエピソードを持つ人物であることから、興味を持っていくつかの書籍を読んだ記憶があります。
いまや、ジョブズは学ぶべき対象となっています。
書店のビジネス書のエリアには、ジョブ本のコーナーができるほど人気です。プレゼンや交渉術を採り上げた書籍を見かけますが、あれは彼だからできるのであって、到底真似できるものではないですし、書籍自体がApple人気に乗っかっているよなぁ...と感じることもあります。
もちろん偉大な実業家ではありますが、私にとっては、彼の考え方やスタイルこそが学ぶべきところで、ビジネスリーダーと言うよりは、アイドルやスターのような存在です。
そこで、私のような感覚でジョブズを見ている片は、無料のiOSアプリ『Sir Steve Jobs』をお試し下さい。ファンであれば、凄く楽しめるはずです。
続きは以下で。
Sir Steve Jobsは、スティーブ・ジョブズが凝縮されたiOSアプリです。
アプリには、ジョブズ史が綴られた「Sir Steve」、ジョブズの名言(迷言?)が集められた「Quotes」、ジョブズの動画を集めた「Video」、2000年以降のジョブズの写真が集められた「2000-present」が収録されています。
アプリは英語なので、苦手な人は「Sir Steve」や「Quotes」を敬遠するかもしれませんが、そう簡単に諦めないで下さい。「Video」や「2000-present」には「もう沢山です...」と感じるほど、ジョブズがこれでもかと収められています。
例えば「Video」では、Macのプロセッサが「Power PC」から「Intel」になった歴史的瞬間のプレゼン「First Intel Mac」が見られます。また「2000-present」では、2006年の「Macworld」でMac OS Xの「X」のロゴをバッグにプレゼンする神々しい姿や、2008年のMacBook Airの発表会で、自慢げな顔でMacBook Airを披露する姿を見ることが可能です。また、過去のプレゼンから遡ると、会社の規模と反比例するかのように、服装がカジュアルになっていく彼らしい一面も見られます。
「Sir Steve Jobs」はジョブズが知れる良いアプリです。ジョブスは、多くのビジネスリーダーと違い、自身の想いや考えを言葉や文字ではなく、手に取って使える物の中に込めて、世に送り出しています。それも、一つでなく数多くです。よりスティーブ・ジョブズを知りたい方は、彼が世に送り出した製品(作品)を追いかけて、使ってみるのも良いのではないでしょうか。
(傍島康雄)