会社から簿記取得を命じられている方はたくさんいると思います。私もその一人でした。
T_Hash氏のブログ「ミームの死骸を越えてゆけ」に、効率よく簿記を勉強する方法が載っていましたので、ご紹介します。
次の試験日は、6月12日(日)です。受験される方は、ぜひ参考にしてみてください。 Photo by Felix Idan.T_Hash氏によれば、簿記の勉強のためには、以下の10個のヒントがあるとのこと。
- 過去問を中心に暗記していく
- 間違った問題を、次に間違わないようにする
- 逆算して勉強を進める
- 必ず図を描く
- 自分なりのまとめ・ウラ技を作成し、理解が進むにつれて修正し続ける
- とにかく手で覚える
- 電車の中は復習タイム
- 新傾向の問題は大したことない
- 予備校をうまく利用する
- ちょっと良いmy電卓を買う
この中から、いくつかピックアップして説明します。
1. 過去問を中心に暗記していく
合格するために過去に出た問題を繰り返し解きます。過去問は載っている年数が大事なので、ネットスクール出版「日商簿記検定過去問題集」がオススメ。
過去問を解いていると、「この一問でいろいろな概念が学べるなぁ」とか「処理の流れがきれいにまとまっているなぁ」という問題に出会うはず。その問題を暗記するくらい繰り返します。そうすることで、「効率良く解くためのやり方」がわかってくるはずです。ほかの問題に応用できるくらいに身につけていきましょう。
ちなみに、基本テキストは難易度に応じて使い分けます。T_Hash氏が使ってたのは TAC出版・よくわかる簿記シリーズ「合格テキスト」。同じシリーズの「合格トレーニング」は使わなかったとのこと。
6. とにかく手で覚える
本番では自分の手だけが頼り。とにかく書きまくることがミソ。
過去問に直接書いて練習する時は、問題部分は(次回解くときにヒントにならないように)綺麗に保つ。シャープペンでうすく書くと良いです。ただし解答部分には、グシャグシャに汚れるほど繰り返し書き込みます。私も簿記に合格するまで、ひたすら問題を解いていた記憶があります。
自分の経験も踏まえて思ったことは、簿記を効率良く勉強するポイントは「いかに基本を早く身につけるか」にあるのかもしれません。基本さえつかんでしまえば、あとは問題を解きまくるのみです。
簿記ができるようになると、昇進などの条件を満たすだけでなく、自分のお金の管理もイメージしやすくなり、いろいろとメリットが多いです。資格を持っていない方も、ぜひこの機会に勉強してみてはいかがでしょうか?もっと詳しく読みたい方は、以下のリンクを参照してください。日商簿記については、こちらからどうぞ。
独学で効率よく簿記三&二級に合格するための僕の方法 | ミームの死骸を越えてゆけ
(安齋慎平)