日々の何気ない出来事をつぶやく、お手軽コミュニケーションツール「ツイッター」。一方で東日本大震災では、テレビ・ラジオをはるかにしのぐ、大量の情報がリアルタイムで次々と発信され、重要なコミュニケーションメディアとしてのパワーを示しました。そこでこちらでは、ツイッターをより便利に使うための10のコツをピックアップしてみました。
Photo by kopp00411: 生産性向上ツールへのクイックアクセス
アドレスバーからウェブアプリを操作するように、ツイッターの連携機能を使えば、生産性向上ツールにサクっとアクセスできます。たとえば、ツイッターから「Remember the Milk」へのタスク追加や、「Evernote」のメモ送信が可能です。ツイッターならどこからでも使えるので、各ウェブサービスに別個にアクセスするよりも便利でしょう。 2: 旬なニュースの検索 ツイッターは「今、何が起こっているのか?」を知ることのできるベストなプラットフォーム。「Twitter Search」で検索すれば、まだニュースサイトやブログにまとめられていない最新の情報も、瞬時にゲットできます。3: 求人情報 失業している人や転職を検討中の人にとって、インターネットが便利なツールなのはいうまでもありませんが、ツイッター上でも求人情報はあるようです米Lifehacker読者AlphaGeekさんによると、ハッシュタグ「#jobs」を使うだけで、ツイッターで仕事が検索できるとか(日本では「#shigoto」などにすると良いかもしれません)。このほか、自分の業種や勤務地をハッシュタグにしてもいいでしょう。もちろん、ほかにも求人情報が得られるメディアは多くありますが、ツイッターも選択肢のひとつとなりそうです。 Photo remixed from an original by Janet McKnight. 4: ソフトウェアの更新情報の入手 お気に入りのソフトウェア会社をフォローすると、 FirefoxやXBMCといった大規模プログラムから、Adiumのような比較的小さなアプリまで、ソフトウェアの更新情報がいち早くゲットできます。また、開発中の新バージョンの目玉機能や、知られざる使いこなし術なども、入手可能です。 5: クラウド型メモとしての活用 Evernoteのようなツールを使わずとも、ツイッター自体をクイックメモに利用する手があります。自分のツイートを保護して、他人に見られないようにすれば、ツイッターを自分だけの個人メモとして利用可能です。公開・非公開を問わず、自分の記録ツールにツイッターを使うというアイデアもあります。このテーマについては、ライフハッカーアーカイブ記事「Twitterを昔の自分を思い出すための個人的な公開記録にしてみる」でも触れています。 6: 自分では見つけられないニュースや記事の発見 ニュースのためにツイッターを使うのは新しいことではありませんが、ツイッターが素晴らしいのは、自分では見つけられないニュースや記事を発見できる点です。フォローしているユーザが興味深いリンクをツイートしてくれれば、メジャーではない、いい記事やブログに出会える可能性があります。もちろん、これがかえって情報の「ノイズ」になることもありますが、この防止法としては、定期的に「フォロー」を減らしてみると良いかもしれません。 7: アラートやアイデアをゲット 「夕飯、何にしようかな~?」そんなとき、@cookbookは、140文字のレシピでアイデアを教えてくれます。同様に、@TVGuideは今晩のテレビ番組をオススメ。@amazonmp3はAmazon MP3のお得情報をアラートしています。このように、日常生活にまつわることをテーマに、アラートやアイデアを発信するツイッターアカウントは多くあります。日本でも、「Mamuの日本全国Twitter商店街便り」では、商店街のツイッターアカウントがまとめられています。これらのアカウントをフォローすれば、フォロワーさん限定のお得情報がゲットできるかも!? 8: ツイッターから遠隔操作
ツイッター経由でMacを遠隔操作する『TweetMyMac』や『TweetMyPC』など、ツイッターは自動制御ツールとしても知られています。コーヒーを淹れたり、植木に水遣りをする(ともに英文記事)といったことまで、DIYで、ツイッターから遠隔操作が可能です。Twitter APIとArduinoがあれば、大抵のことがコントロールできます。
9: 素早いカスタマーサポート XboxやTime Warner Cable、Dellなど、多くの企業がツイッターでのサポートを提供。ツイッターを使えば、カスタマーサポートセンターに電話するよりも早く返答をもらえることもあります。10: 博識な人々からの回答やアドバイス ツイッターでは、ベストなアプリ、ニューヨークでオススメのコーヒーなど、ある特定のテーマに関する専門的な回答やアドバイスを得られることが多いです。フォロワーさんが多ければ多いほど、より多くの回答を得られるでしょうし、著名なフォロワーさんがいれば、自分の質問がリツイートされ、これによって多くのアドバイスが得られる可能性もあります。
いずれも、それほど目新しい方法ではないかもしれませんが、これらをうまく取り入れることで、ツイッターを仕事の生産性向上や情報収集ツールとして、パワーアップさせられそうですね。
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Whitson Gordon(原文/訳:松岡由希子)