ライフハッカーでは、これまでにもキャリアチェンジに欠かせない履歴書について、数々のテーマを採り上げてきましたが、こちらでは、成功につながる履歴書を作るための10のコツをまとめてみました。
1: できるだけ長く書き出してから、簡潔にまとめる
Photo by Brandi Sims.履歴書では簡潔さが重要。そのためにはまず、可能な限り、長く書き出すことからはじめましょう。重要度はあまり気にせず、関連しそうな情報をどんどんテキスト化し、あとで余計なものをそいでいくのです。
Photo by Brandi Sims.
2: 入れるべきでないものを知る
Photo by Jon Tunn.履歴書のスペースには限りがあります。ゆえに、自分の経歴を絞り込んでいくとき、「何を入れ、何を入れないべきなのか?」を的確に判断することがポイント。貴重なスペースを、あまり意味のない文字で埋めてしまうのは、もったいないです。このテーマについては、ライフハッカーアーカイブ記事「面接や履歴書の自己アピールで、注意するべき4つのポイント」や「最近の英文履歴書における5つの『時代遅れ』」で詳しく採りあげています。
Photo by Jon Tunn.
3: 使い古されたフレーズは避ける
Photo by Muffet.「チームプレイヤー」「革新的」など、履歴書でよくあるフレーズは避けましょう。詳しくは、ライフハッカーアーカイブ記事「履歴書に入れてはいけない6つの言葉」、「LinkedInが選ぶ、米国の履歴書でやたら使われているワード10」を参考にしてください。
Photo by Muffet.
4: 成果を数値であらわす
Photo by Iain Watson.自分の成果は、可能なかぎり数値であらわすようにしましょう。こうすることで、成果をリアルかつ具体的に伝えられます。たとえば、「期待値を超える成果」ではなく「売上300%アップ」のほうがベターです。
Photo by Iain Watson.
5: キーワードを使う
Photo by Frank Jania.>企業の人事担当者は、関連するキーワードをもとに、大量の履歴書の中から、気になる人材をピックアップしていることも。彼らの目に留まりやすいよう、職種や経歴などに関連するキーワードを入れるようにしましょう。
Photo by Frank Jania.
6: 就業期間を戦略的に工夫する
Photo by simplyrikkles.採用側は往々にして、転職回数の多い候補者を好まないもの。ゆえに、就業期間ではなく、それぞれの仕事の内容や成果に目を向かせるように工夫しましょう。小さなコツとしては、就業期間を年月ベースで書くのではなく、年ベースで表記するのも手。
Photo by simplyrikkles.
7: スライドショーや動画ベースの履歴書を試す
Photo by airgap.多くの企業では、未だにシンプルな1枚ものの履歴書が好まれますが、テキストベースの履歴書だけではなかなか伝わらない、応募者の個性や成果をより深く知りたいと考える企業もあります。動画やスライドショーを使って、履歴書をビジュアル化して自分を売り込むのも、ときには効果的。ただし、このようなフォーマットでの履歴書を認めているかどうか、事前に応募企業の人事部門に確認することをお忘れなく。
Photo by airgap.
8: 履歴書は選考プロセスの最後まで使わない
Photo by Alan Cleaver.選考の初期段階で履歴書を求める企業もありますが、必ずしもすべてがそうではありません。履歴書の提出を求められなければ、そのまま引き延ばしましょう。履歴書に目を通して不採用を決めるのは、企業にとってはたやすいこと。選考プロセスの最後まで履歴書の提出を遅らせれば、面接などの別の方法で自分を企業に見せられます。
Photo by Alan Cleaver.
9: 異なる仕事に複数の履歴書を使い分ける
>同じ分野であろうとも、複数の仕事に応募するときは、それぞれの仕事に合わせて履歴書を使い分けましょう。『ResumeTracker』などのソフトウェアを利用すると、それほど手間をかけず、効率的に履歴書を作れるかもしれません。
10: 下から上に読んで、誤字脱字をチェックする
Photo by kafka4prez.履歴書が作成できたら、誤字脱字がないか、チェックしましょう。プリントアウトして読み返すほか、履歴書を下から上にさかのぼって、校正していくという方法もあります。このテーマについては、ライフハッカーアーカイブ記事「履歴書の誤字脱字をチェックするための5つのコツ」もご参考まで。
Photo by kafka4prez.
このほか、履歴書に関するまとめとしては、ライフハッカーアーカイブ記事「まとめ:履歴書をストレスなく魅力的なものに仕上げる11選」もあわせてどうぞ。
Whitson Gordon(原文/訳:松岡由希子)