MediaRover』や『Dropbox』などを使って、iTunesライブラリを同期する効率的な方法はたくさんありますが、実は、Macに最初から付いているツールを使って、この同期作業が行えます。そのツールとは『rsync』と『Automator』です。

※注 この作業には少なくともMacが一台は必要となります。

 

110301rsyncautomator2.jpg

基本的には便利なコマンドラインツールであるrsyncを活用し、2つのiTunesライブラリを同期します。この作業自体はマニュアルプロセスなのですが、Macに搭載されているフリーツールAutomatorを使えば、この作業を自動化できます。

プロセスはわりとシンプルで、まず、下記のようなrsyncコマンドが必要となります。

rsync -av --force --delete --size-only SOURCE_ITUNES_LIBRARY

DESTINATION_ITUNES_LIBRARY


その後、Automatorの設定を行います。この作業を行う際には、もう一台のパソコンを共有ボリュームとして接続し、スクリプトを実行。それが終わったら、共有ボリュームの接続を解除という手順で作業を行います。

もっと詳しい手順が知りたい方は、MacRumorsのガイド(英文)をご覧下さい! Automatorの便利な使い方をもっと知りたいかたは、WhitsonのMac用Automationガイド(英文記事)も合わせてチェックしてみて下さい! 今回の情報を提供してくれたKentaroさんに感謝!

Keeping two iTunes libraries in sync [MacRumors:Guides]

Adam Dachis(原文/訳:まいるす・ゑびす)