「会社、辞めたいな...」という思いがよぎると、一方で「この先、どうしよう...」とその後の生活やキャリアに不安を感じるもの。「機が熟す」のをじっくり待つのも一法ですが、こちらでは「思い立ったが吉日」派の転職アドバイスをご紹介しましょう。Sharon Lamm-Hartman博士は「辞めたいけど、辞められない」こんなふたつの感情に揺れ動く日々にスパっとサヨナラすることを勧めています

「仕事を辞めたい」と思いながらその職にとどまると、それまでに比べてより多くのストレスを感じるものだそう。Lamm-Hartman博士によると、労働市場は意外と流動化しているため、不景気という現在の経済情勢を気にしすぎて転職を思いとどまる必要はないと主張。特に、自身も仕事や会社に不満があり、会社もリストラ傾向にある場合、結局は「絶対的な」職の安全が確保されているわけではないのだから、あえてリスクを取り、会社を辞めるというのもひとつの選択なのだとか。もちろん会社をスパっと退職するという"一刀両断型"もあれば、会社を辞めずにまずはフリーランスとの二足のわらじ方式から徐々にキャリアシフトさせる手段もありますし、「何からどうやればいいのかわからない」という方はこの決断に至る前にプロのキャリアコンサルタントに相談するという方法もありますよ。

 いずれもしろ、こういう厳しい時期だからこそ、ご自身のキャリアについて冷静にじっくり考えてみるのもよいかもしれませんね。キャリアチェンジのコツとしては、ライフハッカーアーカイブ記事「『ジョブチェンジ』を成功に導く、勝ち組の思考法」も参考にしてみてください。

Resisting Temptation to Jump Ship? Get Over It Already (Google link) [Advertising Age]

Lisa Hoover(原文/松岡由希子)

 

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