『Quicksilver』はMacユーザーに人気のあるランチャーアプリですが、先行き不安なところも多いアプリでした。ところが、新しくリリースされたバージョンでは、かなりパフォーマンスが改善されていたので、うれしいような怖いような、とにかくビックリです。
今度のQuicksilver1.0 Beta 57は、前回のメンテバージョンのように単にSnow Leopardに対応したというだけではなく、いくつかのバグを完全に修正して改良されたものでした。
この最新バージョンはQuicksilverのサイトでは現在は入手できなくなっていますが、MacUpdateのソフトウェアダウンロードページからはダウンロードできます。
デフォルトのコンパイラは、Appleとオープンソースコミュニティの次世代コンパイラであるClangに変わっていた。それにより、カタログのライブラリを管理する速さが20〜40%くらいスピードアップした。重さも13KBで、Quicksilver自体も軽くなった。
オフィシャルサイトで入手できなくなった理由は、恐らくまだ開発中だからだろうということです。GitHubで『Quicksilver』が実際に開発されている過程が見えるというのは、オープンソースアプリらしくて良いことですね。
『Quicksilver』はオープンソースの無料のアプリで、Mac OS Xのみ対応です。これから『Quicksilver』を使ってみようという方は、こちらのビギナーズガイドをどうぞ。
Quicksilver 1.0b57 [MacUpdate via Macworld]
Adam Pash(原文/訳:的野裕子)