「電車なう」、「飲み会なう」など、自分の近況をリアルタイムで手軽に発信できるソーシャルメディア。このライブ感にハマっている人も多いかもしれませんね。しかし、過度な情報発信は、防犯上リスクになることも...。こちらでは、このテーマを採りあげてみましょう。
ホーム系ブログメディア「Charles and Hudson」では、ソーシャルメディアやメール・電話などにおける行きすぎた個人情報の共有により犯罪に巻き込まれる危険性があると指摘し、"やってはいけない"こととして、以下の5点を挙げています。
その1: 留守電で「休暇中です」というメッセージを流さない家族や一部の友人に留守にしている旨を事前に伝えておく一方、自宅の留守電やボイスメールには「休暇中」や「旅行中」などということを知らせないようにする。
その2: メールを自動返信モードにしない仕事上、必要な人には事前に休暇期間を事前にアナウンスしておき、可能な限り「只今休暇中です。○月×日には仕事復帰します」といったメッセージ付の自動返信モードは利用しない。
その3: 安易に近況メッセージを発信しない 休暇の予定や出発日・滞在予定先などを安易にソーシャルメディアで公開しないようにしよう。投稿前に、その要否・是非を二度は考えよう。
その4: 具体的な住所は公開しないソーシャルメディアのプロフィールに詳しい住所は書かないこと。ロケーションの入力は市町村レベルで十分。
その5: フィッシングには細心の注意をメールやTwitterのダイレクトメールなどで、ログイン情報やパスワード、アドレスなどの個人情報を更新するよう求めるフィッシングにひっかからないように気をつけよう。
いずれも常識的な事項ではありますが、ついウッカリ...ということもありますね。これから年末年始に向けて外出や旅行・帰省の機会も増えますから、改めて防犯への意識付けをやっておきましょう。
Holiday Home Security: Be Discreet Online [Charles and Hudson]
Sarah Rae Trover(原文/松岡由希子)