今まで色々とWEBベースのカラーパレットジェネレーターを使ってみたけど、どれもいまいちピンと来なかったという人は、何も言わずに「Color Scheme Designer 」を試してみてください。特にWEBデザイナーにとっては、かなり使える機能が満載です。

一見、何の変哲もない普通のカラーパレットジェネレーターに見えますよね。でも、ちょっといじってみれば、そんじょそこらのジェネレーターとは全然違うのが分かります。

まず、画面左でパレットのキーカラーとなる色を選びます。選んだキーカラーを元に、6つのモードでカラーパレットを作成します。モードは左から「mono=同系色」「complement=補色」「triad=三色組」「tetrad=四色組」「analogic=類似色」「accented analogic=補色+類似色」となっています。

百聞は一見に如かずですので、まずは試してみてください。とにかく色んなバリエーションのカラーパレットが、プレビューしながら簡単に作成できます。プレビュー画面で、右下の「Show text」のチェックを入れると、白・黒・グレーでテキストを乗せた状態もプレビューできます。かゆい所に手が届く、この気配りがたまりません。

そして、何と言ってもオススメのポイントなのは、そのパレットでWEBサイトを作った場合のサンプルページを見ることができるのです!しかも、ライト(明るめ)バージョンとダーク(暗め)バージョン、ポイントカラーを変更した場合など、4パターンまで見ることができます。何とも至れり尽くせりでクラクラきちゃいます。

気に入ったカラーパレットができたら、Photoshopのカラーパレットとして保存できるのは当たり前。このジェネレーターでは、「HTML+CSS」や「XML」でも書き出すことができるのです。

こんなに素晴らしいジェネレーター「Color Scheme Designer」は、無料な上に登録も必要無し!もう使わない理由が無いですね。早速どうぞ。

Color Scheme Designer [via MakeUseOf]

Jason Fitzpatrick(原文/訳:的野裕子)