昔はピンホールカメラなんてものを使っていた時期があったなあ...と懐かしんでいる人、興味津々の人に朗報です。DIYのサイト「Make」に、普通のデジカメでピンホールカメラ風に写真を撮る方法をアップされていました。

このデジタル版のピンホール・カメラを作るのに必要なのは、黒い紙アルミホイル輪ゴムテープ、それにデジカメです。「どこのご家庭にもある材料」の典型ですね。作り方は下記の通り。

[作り方]
  1. )カメラからレンズを外して、安全な場所に置いておきます。カメラ本体にぴったりの大きさに黒い紙を切り、その紙の真ん中に穴をあけ、テープでカメラ本体に貼ります。こうするとほとんどの光を遮断できます。
  2. )アルミホイルをとり、カメラの黒い紙の上にかけ、それをテープでとめます。これで光は完全に遮断できます。そして一番細い針を見つけて、アルミホイルの真ん中にできるかぎり小さい穴(自分の目で見るのが難しいくらい)をあけます。

[撮影方法]

準備ができたら、使い方は通常のピンホール・カメラと一緒。カメラのまわりの光を遮断して、ピンホールを作り、長い時間をかけて露出します。

デジカメをピンホールカメラに変えるなんてバカげている、と思う人もいるかもしれませんが、やってみると楽しいですよ。なお、コツをつかんできたら、針穴のサイズを変えて被写界深度を調整してみましょう。日本語の記事はこちらが参考になりますよ。ネタもとにあるピンホールの大きさについてのコメントも役立つので、読んでみてください。

$0 digital pinhole camera [Make]

Adam Pash(原文/訳:阿久津美穂)

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