研究者によると、多くのアスリートがウォームアップのためにおこなっているストレッチは、時間の無駄になるだけでなく、身体に良くないそうです。昔から言われている「身体を伸ばす時は20〜30秒身体を静止させておこなうと、筋肉が準備される」というのは全くもって、間違い。実は筋肉を弱くしてしまうのです。
でも、身体を静止させるストレッチ方法が間違っているのなら、どうすれば筋肉を傷つけずに身体をウォームアップすればいいのでしょうか? 記事によると:
正しいウォームアップをおこなうには、次の2つが重要です。
筋肉と腱を緩めて関節の動きを上げること、そして、文字通り身体を温めることです。
その方法としては、軽いウォームアップ運動で体温を上げることが提案されています。必ず軽い程度にしておくことと、本格的なワークアウトの直前におこなうようにするのがポイント。
さらに、具体的なストレッチ方法としては、今までの静止型のストレッチのではなく、身体を動かしながら筋肉を動かすダイナミック・ストレッチを行なうと良いと書かれています。スウィング、足の上げ下げ、スパイダーマン(壁を登るような感じで、手足を使って床を大きく動くこと)などが良いようです。時々エクササイズする人も、運動が大好き! という人も、正しいウォームアップ方法をもっと詳しく知りたい人は、ネタ元の記事に当たってみてください。
Stretching: The Truth [NYT]
Adam Pash(原文/訳:阿久津美穂)
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