誰かに指摘される、その前に。

ひとり暮らしだとなかなか気づけない「イビキ」。初めて指摘されたのが彼女とか奥さんだったりしたら、それはかるーくヘコむこと間違いなし。

こちらのアンケートよれば「アンケート調査を行った、全被験者478名中、毎晩イビキをかくと回答したのは81名(17%)」という結果や、2001年に実施されたエスエス製薬による「いびき白書」での調査によると「男性の4割はイビキをかく」とも言われています。

そして私もそのひとりで、各種イビキ対策グッズをさ迷い歩くジプシーのごとく試してきたのです。というわけで、数多あるいびき対策グッズのなかで、どれが一番効いたのかをレビューして、隠れイビキスト・イビキスト予備軍のお役に立てればと思います。

微妙に気になるレビューは以下からどうぞ。

 

●鼻腔拡張テープ

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最初に試してみたのは「ブリーズライト」などでおなじみのこちら。テープの反発力で鼻腔を外側から拡張することで、鼻呼吸をスムーズにしてイビキを緩和する、という仕組みです。

■使用結果:(写真はブリーズライトとは別物です)。脂分の分泌が多いのか、ブリーズライトもその類似品でも、私の場合は睡眠中にはがれてしまうことが多かったです。試してみたい方は、廉価版やお試しパックで、睡眠時間中にはがれてしまわないかを確認するといいでしょう。

ブリーズライト肌色タイプレギュラー
ブリーズライト肌色タイプレギュラー 10枚

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●鼻クリップ

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これも、イビキ防止メカニズムは鼻腔拡張テープと同様です。テープは外側から引っ張るのに対して、クリップは内側から押すことで鼻腔を広げます。

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■使用結果:装着当初は効果が見られましたが、数日で元通り。私の場合、鼻への異物感が強かったのか眠りながらはずしてしまうことがしばしばでした。寝る前に装着して、朝起きると行方不明。そのため撮影時にはケースだけしか残らず...。ネックストラップを付けることで毎朝行方不明になるのは防げましたが、外してしまうのは治りませんでした。

いびきクリップ 鼻腔拡張
いびきクリップ

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●鼻腔拡張グッズ「O2アップ」

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鼻腔拡張シリーズ第3弾は「O2アップ」。これは、直接鼻腔に入れて強引に拡張してしまう、ある意味男らしいアイテム。鼻腔の入り口から数センチ奥まで入り込んで、確実に空気の通り道を作ってくれます。睡眠中以外に使うと、酸素供給量が上がるせいか、頭がすっきりしました。

■使用結果:かなり効果あり。寝入りや目覚めといった寝心地も改善したように感じました。妻から「イビキが聞こえなくなった」とのコメントも。ただし、異物感はあります。しばらく使っているうちに慣れてきましたが。素材がシリコンのため、寝ながら外してしまい「プチッ」という音とともに真っ二つになることもしばしば。1回使っただけで壊したときは、さすがにへこみました...。

O2アップ 鼻腔拡張
O2アップ

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●イビキ防止薬「アンスノール」

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日本発のイビキ防止市販薬「アンスノール」。成分は塩化ナトリウムとグリセリンで、鼻に入れた印象は生理食塩水のようでした。イビキ防止の仕組みは「鼻腔に滴下することで乾燥した粘膜を潤し健全な鼻呼吸を促す」というもの。

■使用結果:鼻の乾きはあまり変わらず、イビキへの効果もあまりなし。他のアイテムと併用していましたが、アンスノールの効果を確かめるために単独で使用したら、イビキが復活。残念ながら、私には合わなかったようです。「各鼻腔に5~6滴を適下」とありますが、2~3滴が限界でした。

アンスノール 部外品
アンスノール 10ml

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●イビキ防止シール

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いままでのグッズとは防止メカニズムが異なり、口にシールを貼って強引に鼻呼吸を促すものです。1回使い捨てで、1パックに21枚入り。粘着力は程よく強力で肌にしっかりくっつきますが、剥がすときにも痛くはありません。

■使用結果:これはかなり効果がありました。貼っている最中はほとんどイビキが起こりません。寝ている最中に剥がしてしまうこともありますが、他のグッズと比較すると大分少なく週に1回程度でした。風邪で鼻づまりを起こしているような場合以外は、かなりの確率で防止できると思います。

ネルネル 21回用 (口閉じテープ)
ネルネル 21回用

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結局行き着いたのは、最後のイビキ防止シール。効き目を確かめてから、まとめ買いしましたね。イビキがほぼ無くなったことに加えて、眠りが深くなったような気がします。今回紹介した以外にも、舌が沈下するのを防いでイビキを防止する「イビキ防止マウスピース」などがありますが、他に「お、これは効いた!」と感じたグッズがありましたら、ぜひコメントで教えてください!

それでは、みなさん良い睡眠を...。

(常山剛)

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