細かな情報を素早く憶えて、記憶に留めておかなきゃいけないときってありますよね。そんなとき、自ら進んで脳を混乱させると、より長く記憶を保持できると、『Wired』は示唆しています。以下は当該記事の抜粋。
2007年にUCLAの学生を被験者として、48組の言葉のペア(たとえば 国:ロシア、果物:レモン、花:ユリ など)を憶えてもらうという実験を行った研究者がいました。ひと通りリストを憶えた後、一部の学生には、少し異なる関連画像(たとえば 花:バラ など)のスライドショーを見せたんだそうです。そしたら、どうなったと思います? なんと、その後の暗記テストの結果は、混乱を与えられた生徒の方が良かったんです。
記事によると、本当に記憶したい情報とわずかに異なる情報を与えられることによって、脳は最初の情報を長く留めておこうと必死になるとのこと。ただし、これは明らかにどんな種類の混乱でも引き起こされる現象ではありません。テレビを見ながら暗記をしたというわけじゃないですからね。つまり、正しいやり方で脳を困惑させると効果的であるということだそうですよ。
ネタ元『Wired』の記事では、さらに11項目にわたる脳の効率を向上させるハックに言及。興味がある方いたら、ぜひ観てみてくださいね。
もし脳に関するいいハックを持っている人がいれば、ぜひともコメントよろしくお願いします!
Max Your Mind's Performance by Distracting Yourself
[Wired]Adam Pash(原文/オサダシン)
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