鳴り響く〈性〉

日本のポピュラー音楽とジェンダー

鳴り響く〈性〉
著者 北川純子
ジャンル 社会・女性
出版年月 1999年9月
ISBN 978-4-326-85163-8
判型・ページ数 4-6・296ページ
定価 3,080円(税込)
在庫 品切れ・重版未定

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近年、音楽へのフェミニズム的アプローチが盛んだが、本書は日本のポピュラー音楽を具体的な素材に展開する初の試み。音楽の中で〈性〉はどのように語られ、意味づけられ、女性性・男性性なるものが構築されるのか。

まえがき

1章 「日本のポピュラー音楽とジェンダー」への展望[北川純子]

I部 うみだされる場

2章 高校生とポピュラー音楽――教育の場におけるジェンダー分化のエスノグラフィー[小泉恭子]

3章 「逸脱」を演じる――女の子バンド体験からみた〈ロックと性〉[井上貴子]

4章 音楽産業における女性[五十嵐正]

II部 つくられる意味

5章 友ようれひの手をとらん――寮歌と同性社会性[細川周平]

6章 少女の性愛ファンタジー――その装置としての少女マンガとロック[室田尚子]

7章 SPEEDにみるアイドル現象の変容――「異性愛」から「自己愛」へ[稲増龍夫]

III部 鳴り響くもの

8章 戦え! 少年――テレビ漫画主題歌とジェンダー[北川純子]

9章 歌謡曲の中の男と女[小川博司]

10章 転身歌唱の近代――流行歌のクロス=ジェンダード・パフォーマンスを考える[中河伸俊]

あとがき[北川純子]
索引

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