1年半このブログを続けてきて、一度もはてブのホッテントリ(人気エントリー)入り出来なかったのですが、ホッテントリ入りする為のコツが分かったのでまとめておきます。
2つともSEO関連記事(企業サイトのSEO、ブログのSEO)で達成しましたが、Web系の記事や他の記事でも当てはまる事が多いと思います。炎上ではなくあくまで正攻法でホッテントリ入りする方法です。
1.はてブユーザに好まれる記事を書く
他のブログでは見られない有益な情報が載っている記事であっても、はてブユーザに好まれる記事でなければブックマークは増えません。
- まとめ記事
- 流行りネタ
- 海外記事の紹介、翻訳
- わかりやすく且つ深く突っ込みすぎていない
- 有益な記事、ツールへのリンクが張られている
ホッテントリ記事のタグを見ると、「まとめ」「あとで読む」「お役立ち」等が多い事に気付きます。今後必要になった時にこの記事を見ようと思わせるような内容がブクマを集めます。
本当にあとで読まれるかは問題ではありません。あとで役に立ちそうだなと思わせる記事であれば良いのです。こういった記事は無言ブクマが多いのも一つの特徴です。
その業界の人だけが好むような所までは突っ込んで書かないのもコツです。どこで線を引くのかは微妙ですが、深すぎる内容やあまりにも長くなりそうな時には、専用の記事を書きそこへリンクする形にした方が良いでしょう。
流行っているネタを取り上げるのもありです。今で言えばTwitter関連ですね。
2.タイトルは数字を含めて簡潔に
これは基本的な事ですので実践している方も多いと思いますが、タイトルに含まれる数字の威力は今でも健在です。
【タイトル例】
『ブログで月間100万PVを達成する方法』
『あなたのWebサイトを成功へと導く8つのステップ』
『WordPressに役立つ便利な13のCSSテクニック』
ユーザの興味を引くキーワードと数字を含ませる事で、分かりやすいタイトルにする事ができます。
上記タイトル例の3番目の場合、WordPressを入れない方がユーザの幅は広がるのですが、多くのCSSテクニックは既に公開されていますので、WordPressに特化した役立つ内容ですという事をタイトルで伝えます。記事はWordPressで使えるテクニックに限定する必要はありません。
3.1ページに収める
まとめ記事の場合必然的にボリュームが増えますが、ページを分割してはいけません。ユーザはスクロールはするが、よほど興味が無い限り次ページへのリンクはクリックしないようです。SEOやPVアップの観点からページ数を増やしたい気持ちは分かりますが、1ページに情報を詰め込みます。
長くなったので続きは次回の記事でというようなやり方は愚の骨頂です。訪問してくれたユーザの期待を裏切ってはいけません。
4.Twitterで記事を紹介
私は実践しませんでしたが、後述のとおりはてブ数の増加速度はホッテントリの順位に大きく影響しますので、Twitterも活用した方が良いでしょう。
事前準備としてフォローワーを増やすために、こちから多くのユーザをフォローしておきます。SEO・Web・IT関係者をフォローすると良いでしょう。
記事を作成したら投稿した直後にTwitterで記事を紹介します。
5.投稿時間は平日の昼間
記事を投稿する時間は、ブログ閲覧者やはてブ利用者が多い平日の日中がベターです。土日は競合記事が少ないというメリットがある反面、それ以上に見てくれる人が少ないので避けた方が良いでしょう。
どのブログでも月曜日が最も閲覧者が多いと思うのですが、月曜日は競合記事も多い傾向にありますので、記事にあまり自信が無いときは「火・水・木」のいずれかにしましょう。ホッテントリ入りした記事は次の日も継続される事が多いので、より多くのユーザに見てもらえるように金曜日も避けたほうが良いでしょう。
更新時刻は一般的な企業の就業開始時刻である9時を目安に行うと良いでしょう。一般的なブログは昼休みに入る12時頃にアクセスがピークを迎えますので、そこに合わせ11時頃にアップしても良いかも知れません。
更新時間を誤るとホッテントリ入りするために重要なはてブ数の急増期間を逃しますので、注意が必要です。記事の質に絶対な自信があればいつ投稿しても良いのですが、それなりの記事でホッテントリを狙うのであれば夜中の更新は避けたい所です。ブログの予約投稿機能を活用すると良いでしょう。
6.SBMボタンとはてブ数表示
はてブがはてブを呼びますので、ブログ上にSBM(ソーシャルブックマーク)の登録ボタンやブクマ数を表示するとより効果的です。表示方法は、ブログのSEO12項目の9番目参照。
7.favicon(ファビコン)の設置
人気エントリーページでは、記事の横にfavicon(ファビコン)が表示されます。ユーザの目に留まりやすいようにブログには分かりやすいfaviconを設置しておいた方が良いでしょう。
8.はてブ数の増加と人気エントリーの関係
ホッテントリ入りするためにはいくつかの段階を経なければなりません。他人のブックマークをコントロールする事は出来ませんが仕組みは頭に入れておいた方が良いでしょう。
人気エントリー入りする為に必要なはてブ数は、はてブ増加速度やその時に既にエントリーされている記事の影響も受けますので、あくまで目安です。
3はてブでカテゴリ新着エントリーに
各カテゴリの新着エントリー入りする為に3はてブが必要です。まずはこの新着エントリーに入らなければ話になりません。1はてブから3はてブまでに時間がかかりすぎると新着エントリーに表示されません。新着エントリー入りした記事がユーザに読まれるかどうかはタイトルに付けかかっています。
10はてブでカテゴリの人気エントリーに
新着エントリー入りし、はてブ数を10以上に増やす事ができればカテゴリ別の人気エントリー入りが見えてきます。15はてブを超えてくれば間違いなくカテゴリ別の人気エントリーに掲載されます。
ただ、新着エントリーと同じく時間をかけて獲得した場合にはこの限りではありません。
20はてブで人気エントリー(総合)の下部に
20〜30はてブをGETできれば人気エントリーの総合部門にも入ってきます。この時点でホッテントリ入りとも言えますが、上位に表示されないとさほどアクセスアップやSEO効果は見込めませんので、目指すはトップ10入りです。
1はてブGETから総合ページにエントリーされるまでの時間が短ければ短いほど有利で、的確なタイトル付けとそれなりの記事であれば一気に上位に食い込む事も可能です。
100はてブで最近の人気エントリー(トップ)に
総合人気エントリー入りを果たせば100はてブが見えてきます。100はてブを越える頃にはカテゴリ別人気エントリーの上位に表示されているでしょうから、そこからの増加速度は半端ありません。
ホッテントリのトップ10入りを果たせば、はてなブックマークのトップページにも表示されますので、あとは500はてブを目指して祈るのみです。しかし、最速でトップ10入りを果たしても1,000はてブを越える為には、記事内容は元よりタイミングや運も必要です。
はてブ数とホッテントリの関係については「はてブと Twitter を使って、1ヶ月で約3万 PV を稼いだ顛末」が参考になります。
※数か月、数年前の記事が急にホッテントリする事もあります。古く埋もれてた記事でも注目度急上昇で、はてブが急増すればホッテントリ入りは可能です。
はてブスパムフィルターの存在
はてブにはセルフブックマーク対策としてスパムフィルターがあります。発動条件の詳細は公開されていませんが、ホッテントリ入りさせるために複数のアカウントで自己ブックマークするとその記事がはてブから追放されてしまう可能性があるので注意が必要です。
単純に同一IPからの3つ以上のブクマでフィルタにかかるとは思いませんが、登録したばかりのゴミアカウントでブクマを増やしてもホッテントリ入りできない事は確かなようです。
はてなでは、特定の個人や団体によるブックマークスパムの対策として、一定のロジックに従い、作為的なブックマークの可能性があるエントリーを、一旦、注目エントリーに掲載しないという対応を行っております。
今回、確認いたしましたところ、該当のエントリーは、このシステムによって、非掲載となっておりましたが、特にスパムの意図があるものではないと判断しましたので、現在は注目エントリーに戻させていただいております。
現在のシステムがどういう仕様になっているのかは分かりませんが、スパムと判断し弾かれた記事を手動で戻すような事も可能という事ですね。また、ブクマページの右下には「利用規約違反を通知する」というリンクがあり、第三者がブクマスパムを通知するフォームも用意されています。
勘の良い方はお気づきだと思いますが、1はてブ付いたら即行で2つの自己アカウントでブクマすれば新着エントリー入りが可能です。しかし、目的は新着エントリではなくホッテントリですので、その辺は自己判断でお願いします。
さらに勘の良い方ならお気付きだと思いますが、スパムフィルタを利用してライバルブログの記事をホッテントリ入りさせない事も可能ということになります。ただ、公平性の観点から一度フィルタにかかっても純粋なはてブの増加でフィルタは解除されると思われます。
最後に.ホッテントリとGoogleの上位表示
はてブホッテントリ入りする事で上位表示されるGoogleでも取り上げましたが、ホッテントリ入りした2つ目の記事も一時的に「SEO」というキーワードで上位表示されました。
ホッテントリ入りする事でGoogleのSEOにもなるという事ですね。これによりメインサイトの順位が上がっているような印象は受けませんが、何かしらのプラス評価は与えられているのかもしれません。という願望。
自然にはてブが集まるような記事を書ける人は別ですが、普通の人がはてブを集めようとするとどうしてもはてブユーザ好みの記事に偏ってしまいますので、ほどほどにしておいた方が良いのかも知れません。ブログを書く目的がはてブ集めになってしまうのは問題ありです。 あからさまなこの記事の様に。
コメント
“SEOやWeb系の記事ではてブホッテントリ入りさせる方法” への2件のフィードバック
こんにちは!
>1,000はてブを越える為には、記事内容は元よりタイミングや運も必要です。
ほんとそうですね。。。アルファの皆様はそんな1000ブクマを何回も出してて
本当に凄いっす。僕も運だけは良かったようで。
でも個人的にはホッテントリ入りして単発でリンク貼られまくるよりも、
1つの記事で「このサイトはオススメです!」みたいな紹介される方が
数倍嬉しいです。
こんちは。
アルファになると記事が薄くてもホッテントリは簡単そうですね。
確かにホッテントリ入りして複数のRSS系ブログからリンクされるよりも、おススメブログとして紹介される方が嬉しいですよね。