半年ぐらい悩まされていたパソコントラブルが解決したので備忘録として。
症状
- ネットワーク上で共有したファイルにアクセスする際に特定のパソコンでのみレスポンスが遅い
- 特に右クリックやコピー(Ctrl+C)などを行うと固まる(応答なし)
- 十数秒、砂時計を放置すると回復し次回より普通に右クリックできるが、少し作業した後に再び共有ファイルを右クリックするとまた固まる
原因
Windowsのサービスにある「WebClient」が有効の場合に余計なアクセスが発生するため。
対処法
WebClientを停止する。
マイコンピュータを右クリック>管理>サービス>WebClient
もしくはコントロールパネル>管理ツール>サービス
WebClientを右クリック>プロパティ、もしくはダブルクリック
スタートアップの種類を手動に変更しサービスを停止。
WebClientとは
WebDAV(HTTPを拡張)を使うためのプロトコルのようだが良く分からない。だが、基本的に必要ないはず。
WebDAVについて海外SEO情報ブログの鈴木さんよりコメントを頂いたので転載します。
「ウェブダブ」
HTTPプロトコルを使って、ファイルの送受信を行う仕組みです。Windowsのファイル共有はSMBといってMicrosoft独自の仕様ですが、WebDAV(HTTP)はインターネット標準の仕様です。やれることは同じようなものですが、仕組みが違うんですね。一般人がインターネットで使うことはまずないでしょう。
という事で、WebClientなんて止めてしまいましょう。
時間を空けてトライするとあっけなく上手くいくかも
上記の件はセキュリティソフトを含む常駐ソフトを全停止しても解決せず半ば諦めていたのですが、昨夜検索してみたら「Windows XPからファイルサーバへの接続が非常に遅い」がHIT。
過去に見つけられなかったページでも、その時々のインデックス状況や、異なる検索キーワードにより情報を得られる場合があるので、時間を空けて原因追求する事はいい事なのかもしれません。
解決できなかったCSSのバグが、数カ月後意図も簡単に直せた時の感覚と似ているような気がします。なぜあの時気付かなかったのか?
知識が増えた事により解決の糸口が見つかるケースもありますが、同じ知識量でもその時の思考の違いにより解決できる事って結構ありますよね。
コメント
“WindowsXPでネットワーク上の共有ファイルを右クリックすると固まる” への4件のフィードバック
> WebDAV
「ウェブダブ」
HTTPプロトコルを使って、ファイルの送受信を行う仕組みです。
Windowsのファイル共有はSMBといってMicrosoft独自の仕様ですが、WebDAV(HTTP)はインターネット標準の仕様です。
やれることは同じようなものですが、仕組みが違うんですね。
一般人がインターネットで使うことはまずないでしょう。
おっ情報ありがとうございます。
記事に転載させていただきます。
劇的に速くなりました!
ありがとうございました。
お役に立てて何よりです。