検索エンジン相関図2008
日本のSEOにおいてGoogle対策とYahoo!対策はどちらが重要なのでしょうか?
答えはどちらも重要です。
検索エンジンの相関関係
検索エンジンの開発には莫大なコストがかかるため、大手ポータルサイトといえどもウェブ検索は他社検索エンジンを流用しているのが現状です。
GoogleよりもYahooが強い日本ですが、検索エンジン相関図をみても分かるように、大手ポータルサイトはGoogleの検索エンジンを好んでいることが分かります。(後発のYSTが検討しているとも言えますが)
パソコン初心者は間接的にGoogleを使用している
日本人はパソコンを購入した際に、カスタマイズせずに使い続ける方が意外に多く、ブラウザのトップページがメーカー関連のポータルサイトのままという方も多いことでしょう。
「NEC=BIGLOBE、SONY=So-net、富士通=@ニフティ」ですので、Google対策をすることによりニフティやビッグローブ利用者も取り込むことができるのです。
また日本最大のプロバイダーであるOCNを含むNTT系列のgooも、Googleの検索エンジンを採用しています。
プロバイダーのサポーとセンターで1年ほど働いた経験がありますが、パソコン初心者の方にはブラウザのトップページを自社サイトに設定することを勧めるケースも多く見られます。
日本にはGoogleを使っている意識はないのかもしれませんが、ポータルサイトを介して間接的にGoogleを利用している方が多いのです。
Google、Yahooの相関関係は要注目
今後、検索エンジン相関図が大きく変わることは無いのかもしれませんが、GoogleとYSTのシェアが変化することに伴って、鞍替えするポータルサイトも出てくるかもしれません。
exciteは2年ほど前までGoogleを採用していたようですが、Googleの台頭によりまた戻ってくるかもしれません。
最新の検索エンジン相関関係の詳細については、αSEOさんのSEO調査レポートで確認することができます。
相関図を定期的に確認する必要はありませんが、ある程度把握しておくことでSEOにプラスに働くことがあるのかもしれません。
コメント
“検索エンジン相関図2008|SEOにとってのGoogleとYahoo!” への2件のフィードバック
お世話になります。
パソコン初心者が、そのまま購買層に直結した例は少ないように思います。そのため、ネットショップの店長の間では、やはりヤフー対策なのです。
パソコン初心者が、数十万円の予算を持つ事もない。
このための、狙う所が、
「パソコン初心者」ではなく、「ネット初心者」なのです。
この違いを間違えると、売上を上げることが出来ません。
ネット初心者の多くが、ヤフーを使用・利用しているため、SEO対策も、ヤフー対策となるのです。
まさに現場のお言葉。
参考になります。